先輩Iターン女子の声

がーこIターン女子 会員No.078

2021.05.18

出雲風呂敷【エピソード1】

こんにちは。

以前、出雲風呂敷【エピソード0】でも紹介しましたが、
今回は長田染工場さんにお邪魔して、風呂敷作りの最初の作業を見せて頂きました。

まず、布に模様を写します。(選んだ模様は束ね熨斗と橘)
そして、紙に柿渋を塗ったもの(防水の効果がある)を筒状にし色つきの糊を入れケーキのクリームを絞り出すようになぞっていきます。これを筒描(つつがき)といいます。この作業を裏表と両方します。こうすることで白と藍色がはっきり分かれて模様がぼやけないそうです。この根気のいる作業を黙々とされていました。

この方法(筒描藍染)で染めている職人さんはここと岐阜県の2カ所だけだそうです。(趣味でやっている人は除く)
島根県指定無形文化財にもなっています。

最後に看板犬ベックちゃんに挨拶して帰りました。
次の工程も楽しみです!