おすすめスポット
こんにちは。kawasemiです。
九月が終わるまでは何だかんだ夏の暑さが続くんだろうな、と思っていたのですが、意外や意外半ばを過ぎた頃から秋の気配が漂い始め、朝夕などは随分と過ごしやすくなってきました。
それに伴って増えてきたのが雨。北陸などの日本海側には「弁当忘れても傘忘れるな」なんて格言があるという話は聞いたことがありましたが、出雲もご多聞に漏れず非常に雨が多い。梅雨から夏の間は心配になる程少なかったのに、この九月に入って急に雨の日が増えました。長雨のシーズンですね。一日の中でも天気がころころ変わる。関東ではなかなかお目にかからなかった光景です。
ところ変われば気候も様々。冬の出雲もどんな表情を見せるのか、今から楽しみです。
さて、本日は出雲で出会ったおすすめの施設やお店などをいくつか紹介したいと思います。普段全く写真を撮らないため、文章での紹介だけになってしまいますが、お付き合いいただければ幸いです。
・しまね花の郷
出雲市駅から車で10〜15分ほどのところにある花公園です。植物園と公園の中間といった感じでしょうか。
以前私たちが暮らしていた千葉の八千代市には近所にバラ園があって、家族でよく足を運んでいたのですが、出雲にもどこか同じような場所はないかなと探したところ、出会ったのがこちらの公園です。適度に広くて開放感もあり、のんびり時間を過ごすにはおすすめの場所です。季節の花々が楽しめるのはもちろん、屋外には遊具もあり、特に小さなお子様がいる家庭には重宝する場所だと思います。
・島根県立宍道湖自然館ゴビウス
言わずと知れたゴビウス。私が紹介するまでもないのですが(そもそも今回紹介させていただく場所はどこも有名なところばかりなのですが……)、子供を連れて遊びに行けるところとなると、やはりこちらは外せないかなと思います。
いわゆる水族館とは違って、こちらは宍道湖に生息する生き物たちに特化した施設です。その分、普段出会わないような様々な生き物たちに出会えます。併設されたグリーンパークとともに、ここでしか見られない自然の姿を観察できる、まさにオンリーワンの施設だと思います。
・出雲科学館
「科学」と一口に言っても、その範囲はとてつもなく広いものでしょう。出雲科学館の素敵なところは、私たちを取り巻く自然界の法則や原理を、ごく身近な視点から体感させようと工夫されているところです。子供だけじゃなく、大人も世界の不思議に気付かされます。そんな「気づき」を提供してくれる場に、ぜひ一度足をお運びください。
・いずも縁結び温泉ゆらり
出雲市平田町にある温泉施設です。一畑電鉄の雲州平田駅からは徒歩10分ほど、出雲市駅付近からは車で30分ほどのところにあります。温泉が好きな私たち家族はよくお邪魔してます。
内風呂も露天風呂も源泉掛け流し。特に大露天風呂はその名の通り、かなり広めの造りで開放感が抜群です。私自身は入らないのですが、サウナの設備も充実しているようです(サウナーの義父は大満足でした)。館内には食事処やリラクゼーションサロン、広い休憩場所もあり、自家焙煎のコーヒーショップまで併設されています。広い温泉にゆったりと浸かれば、日々の疲れが癒えること請け合いです。
・粉家こん吉堂
飲食店を一つ。個人のお店を出して良いものか迷ったのですが、ご紹介させていただきます。出雲市駅からは徒歩5分ほど。こちらも私が紹介するまでもなく有名なお店です。玉子焼(明石焼)や中華点心とともに、それに合わせた燗酒が味わえます。
日本酒と料理の組み合わせと言うと、どうしても「料理の邪魔をしない」とか「料理を引き立てる」という観点で語られがちですが、お互いがお互いを高め合う相乗効果の関係こそが本来のペアリングではないか、と生意気にも思っていました。こん吉堂さんが提供してくれる料理とお酒には、それが感じられます。素材の良さを活かしたごくごくシンプルな味付けのお料理と、複雑味を秘めながらもすっきりと引き締められた燗酒。それぞれでも十二分に美味しいのですが、同時にいただくことで両者の味が更に膨らみます。
お酒好きの方はもちろん、日本酒や燗酒に馴染みのなかった方にも是非とも訪れてほしい、出雲を代表する名店です。
以上、ざっと挙げさせていただきましたが、それ以外にも出雲には紹介しきれない素敵なスポットがたくさんあります。
出雲市内には比較的近い距離に酒蔵が四つもあるし、他にもブルワリーやワイナリーなど、酒どころと言っても良いくらいの充実ぶり。海あり山あり湖あり。もちろん出雲大社やお蕎麦の名店も……。
私たちもまだまだ訪れていないところがたくさんあります。気になるところが見つかったらご紹介できればと思います。
それではまた。
