kawasemi子育て世代&新婚さん 会員No.30

2025.11.29

フォーゲルパーク

こんにちは。kawasemiです。

本日11月29日は令和七年の出雲大社の神迎祭(かみむかえさい)の日です。稲佐の浜にて神々をお迎えし、出雲大社までご案内したのち、神楽殿にて「神迎えの神事」を執り行う、というのがおおよその神迎祭の内容のようですが、その厳粛な場に立ち会うために全国から多くの方が集まります。出雲大社の年間祭事の中でも、とりわけ重要な祭事の一つと言って良いでしょう。

私もいつかはこの古からから続く神事に立ち会い、日本という国の成り立ち、その悠久の歴史に思いを馳せたいと思っています。

さて、前回お伝えしたように、今回は玉造温泉に行った時のお話を——と思っていたのですが、予定の一週間ほど前から娘が風邪をひいてしまい、今回はあえなくキャンセル……。

妻と娘は以前泊まりに行ったことがあり、温泉地や旅館の雰囲気がとても良かったと聞いていたので、個人的にはとても楽しみにしていたのですが、こればかりは仕方ありませんね。また次の機会、みんな元気な時に泊まりに行ければと思います。

温泉は断念しましたが、そこは久しぶりの家族一緒のお休み。娘の体調も回復したので、みんなでお出かけすることにしました。

目的地は——フォーゲルパーク。

所在地は松江になりますので、このブログに載せることに若干の躊躇いがなくはなかったのですが、出雲の市街からでも車で40分ほどの距離ですし、特に子ども連れでお出かけする施設としてはおすすめのスポットかなと思い、今回ご紹介させていただきます。

〝花と鳥の楽園″と公式のサイトにもありますが、入ってみるとその言葉通り、本当に多くの花々と鳥たちが迎えてくれます。特に圧巻なのが触れ合える鳥たちの豊富さ。

フクロウは小さいものから大きなものまで多くの種が間近で見られ、ショーもあり、有料ではありますが時間によっては手乗せ体験もできます。

水鳥や熱帯鳥のエリアでは様々な鳥たちが放し飼いにされていて、中では直接餌やりできる場所まで。

ショウジョウトキ、オオハシ、エボシドリ……。今まで見たこともなかったような綺麗な鳥たちが、自分の手から餌を啄んでくれる。こんな体験は初めてでした。

他にもペンギンのお散歩や、フクロウ以外のバードショーもあり、屋外にはエミューハシビロコウまでいて(ヤギもいます)、とにかくこんなに多くの鳥たちと触れ合える場所は全国的に見てもまずないのではないかと思えるほどの充実ぶり。

さらにありがたいのが、ほとんどの施設が屋内であるということです。鳥たちを放し飼いにしているのですから当たり前と言えば当たり前ですが、でも、雨や冬の寒さを気にせず歩けるというのは、特に子ども連れでお出かけする上で非常に大きなプラスポイントではないでしょうか。

駐車場も広いので、私のような運転初心者でも安心して駐車できますし、園内は広く、ベンチやテーブルなども随所に設置されてますから、鳥たちを見ながらのんびり過ごすのにも向いています。子供だけでなく、大人の目から見ても十分に楽しめるスポット。それがフォーゲルパークです。

鳥たちと触れ合い、色鮮やかな花々に心癒され、私たち家族にとっては大満足の休日になりました。

出雲にいらしたら、少しだけ足を伸ばし、ぜひ花と鳥の楽園に立ち寄ってみてください。おすすめです。

ではまた次回のブログで。