会員No.159

皆さん、こんにちは。本日は「出雲国風土記」の冒頭を飾る「国引き神話」の主人公である「八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)」を主祭神として祀る長浜神社を紹介していきます。

長浜神社は海の向こうの土地に綱をかけて引き寄せ大地を造られたご事跡により、綱引きの祖としてスポーツ上達や不動産守護の神としてのご神徳が知られています。また、幸運や縁結びに金運などのお願い事を引き寄せて下さる神様として祟敬されています。

長浜神社は武運長久を祈る、勝利への信仰でも有名です。豊臣秀吉の時代に唐入り(朝鮮出兵)の際に百日祈願がありました。加藤清正や片桐且元に福島正則といった戦国武将の参拝があり、その折に「弓掛の松」が長浜神社境内にあります。緒戦の連勝に豊臣秀吉がいたく喜び、桐の神紋をはじめ恩賞を授かっています。この頃から「武道・スポーツ上達の守り神」のみならず「勝負に勝つ神」として信仰を集めるようになりました。人生に勝利すべく北斗七星をデザインした勝守を身につけ、試合・難関に挑む善男善女から広く支持されています。

長浜神社では社務所の奥に国引き神話が壁一面に描かれていて、とても印象的でした。緑豊かな参道を歩きながらの参拝は気持ちよかったです。出雲市にはまだまだ神話に縁がある神社があります。今度はどんな神話に出会えるのか楽しみです。最後まで読んで頂きありがとうございました。

皆さん、こんにちは。本日はお隣の松江市と出雲市をつなぐ観光に生活に便利な一畑電車を紹介したいと思います。

のどかな出雲市の風景を見ながらガタゴト走り、島根県の県庁所在地である松江市と出雲市の約42キロをつなぐローカル鉄道「一畑電車」。地元ではバタデンの愛称で親しまれており、出雲市住民の生活路線としての役割はもちろん、松江城や出雲大社への観光移動手段としても年間多くの人に利用されています。一畑電車の魅力は車窓から見える出雲市の田園風景や日本で7番目の大きさを誇る宍道湖の四季折々の風景を楽しめ、ローカル線ならではの旅情が感じられます。

秋も少しずつですが出雲市でも感じられるようになって来ました。宍道湖や出雲大社に野山の四季の風景を眺めながらのんびり車窓の旅に出かけてみるのも楽しいかも知れません。これから冬の時期には宍道湖の湖岸を走る電車から宍道湖の美しい夕焼けを見ることも出来るそうです。いつも見ている風景を違った形で見て感じることができる出雲市がどんどん好きになることを感じれる素敵な一畑電車でした。最後まで読んで頂きありがとうございました。

皆さん、こんにちは。本日は出雲市の隠れ映えスポットを紹介していきます。場所の名前は粟津稲生神社と言います。ちなみに粟津稲生神社の名前も珍しく通常では稲荷神社と書きますが稲生神社と書かれているのは全国で20ヶ所しかないそうです。

粟津稲生神社が何故、映えスポットかと言うと神社の手前に線路があり線路を渡って参拝するとても珍しい神社です。神社までは朱色美しい鳥居をくぐり歩いて行くので運良く電車と鳥居の写真が撮れるかも知れません。粟津稲生神社の御祭神は倉稲魂神様、稚彦霊神様、有気持神様が祀られていて伏見稲荷神社の分社として建立されたそうです。稲荷神社の御利益は五穀豊穣や商売繁盛で稲作の神様である宇迦之御魂大神を祀っていることに由来しています。現在では御神託も広がり家内安全や縁結び等と多岐にわたる御利益があると言われています。

出雲市の風を感じながら参拝が出来て本当に良かったです。神社を管理している近所の方が駐車場を用意してくださる、おもてなしの心を感じることも出来て深く感動しました。粟津稲生神社を色々な人が参拝してくれたら嬉しいです。そして、もっと出雲市を好きになってくれる人が増えたらいいですね。最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

皆様、こんにちは。今回は「八上姫が大国主命のお妃、須世理姫を恐れて御子を木の股にかけて因幡へお帰りになった。その御子の名を木股の神、またの名を御井の神という」古事記にも書かれている歴史ある神社を紹介します。

島根県出雲市にある御井神社は、安産と水の守護神である木股神を御祭神として信仰されています。そのため安産祈願で訪れる方が、全国から数多く参拝にいらっしゃるそうです。木股神と御井神社は、古事記および風土記など、日本最古の史書十三の文献に記されており、これが安産と水の守護神として言われてる所似とされといます。昔から「御井神社を拝み、神秘の護符をいただくにおいては、安産疑いなし。」と言われ御守りをしっかり身に付けて頂ければ安産必定とも言われてます。

大国主命にお会いになろうと八上姫が直江の里までお越しになると急に産気づかれ、御子神をご安産なさった。その産湯に生井(安産の水神)福井(産児幸福の水神)綱長井(産児寿命の神)の三つの井戸をお使いになった。このゆえに御井社の名があると社伝に記されています。

神話を辿り、逸話が残る神社に参拝させて頂ける日々に深く感動と感謝しています。今回の参拝を通じて八上姫の気持ちがよく分かります。八上姫神社と御井神社を両方参拝して出雲市に生きる八上姫と神話の息吹を感じて欲しいです。最後まで読んで頂きありがとうございました。

皆様こんにちは。本日は日本神話に伝える古事記に登場する、出雲大社の御祭神である大国主神の妻である八上姫が祀られている神社を紹介していきます。

八上姫とは、大国主神の最初の妃であり日本神話に登場する因幡国八上郡(現鳥取県河原町)の女神です。大神の異母兄弟である八十神たちの求婚を断り、大国主神と結ばれますが後に大国主神の正妻である須世理姫の嫉妬を恐れて、大国主神の子を身籠り出雲にまで会いに来たが木の股に挟んで故郷の因幡へ帰ったと伝えられています。八上姫と大国主神の恋物語は「因幡の白うさぎ」の物語として出雲に語り継がれています。

今回紹介する神社は湯の川温泉の旅館「湯元湯の川」敷地内にあります。因幡から大国主神を恋い慕って出雲の地を訪れ旅をした際に、湯の川温泉を発見し旅の疲れを癒し、一層美しくなられたことから湯の川の地で美人になった神様として崇敬されている神社です。神話の因幡の白兎に触れることが出来る神社でもあり美と縁結びに良いとされています。

色々な神社を巡り参拝させて頂いていますが八上姫神社では深く感動して参拝中に涙が溢れました。因幡から恋い慕って出雲まで旅をする想いの強さと八上姫の大国主神を思う気持ちに触れることが出来て本当に良かったです。出雲市に来たら是非、因幡の白兎神話に触れて現代に生きる神様の息吹を感じて欲しいです。

会員No.159

初めまして、栃木県から島根県に移住して来ました。出雲大社の近くに住むのが夢で夢を叶えるために出雲市に移住を決断しました。趣味で神社仏閣を巡っていますので出雲市の神話と自然が調和した歴史と文化、そして美しい景観や特に出雲大社をはじめとする史跡の数々を紹介し神様との縁結びを紹介したいです。