韓竈神社 韓竈(からかま・かんかま)神社は、出雲国風土記には「韓銍社」、延喜式神名帳には「韓竈神社」と記され、非常に古い由緒を持つ神社です。祭神のスサノオノミコトが新羅(しらぎ)に渡られ、わが国に「植林法」やタタラ製法、鍛冶技術などの「鉄器文化」を伝えられたとされ、カラカマのカマは、溶鉱炉を意味するとも言われています。たしかにこの神社より奥は、古くから産道地帯で、鉄器文化との関係がうかがわれます。約300段の石段を上ると、そこに関門のように立ちはだかる巨岩があります。この巨岩にある幅45センチほどの隙間を通らなければ本殿にたどり着けません。産道をくぐる感覚でしょうか?実際に子宝、安産祈願に訪れる方もいらっしゃるそうです。近くには鰐淵寺、猪目洞窟があります。 *参拝には崖や岩の裂け目を通ったりとかなりの難所があります。また携帯電話の電波の届かない地域であるため十分な準備と注意が必要です。運動靴がお勧めです。 韓竈神社 韓竈神社 韓竈神社 【住所】 島根県出雲市唐川町字後野408番地 【URL】 https://www.izumo-kankou.gr.jp/241 前のページ 次のページ