会員No.159

2025.08.05

八雲立つ出雲の国

初めまして、本日から出雲暮らしの情報発信を初めて行きます。

第一回目の投稿は出雲市と言えば絶対欠かせない出雲大社(いずもおおやしろ)を紹介したいと思います。

出雲大社の御祭神である大国主大神様は、広く"だいこくさま"として慕われ、日本全国多くの地域でお祀りされています。八雲立つ出雲の国が神の国・神話の国として知られていますのは、神々をお祀りする古い神社が、今日も至る所に鎮座しているからです。そして、その中心が大国主大神様をお祀りする出雲大社です。

大国大神様と言えば、広く"縁結び"の神として人々に慕われていらっしゃいますが、この"縁"は男女の縁だけではなく、生きとし生けるものが共に豊かに栄えていくための尊い結びつきです。そして、日本の悠久なる歴史の中で、代々の祖先の歩みを常に見守られ、目に見えないご縁を結んでくださっているのが大国主大神様なのです。

出雲大社の大国主大神様について色々とお話しできましたので、折角、出雲大社に参拝して大国主大神様からの御利益を授かるために参拝方法を紹介したいと思います。

出雲大社から海沿いに歩いて行くと稲佐の浜が見えて来ます。稲佐の浜は全国から集まった神様たちをお迎えする場所でもあり、また神話の舞台としても有名な観光スポットです。ひと際目立つ丸い岩は「弁天島」と呼ばれ、岩上には、海を司る神様である豊玉姫命(とよたまひめのみこと)を祀る小さな祠があります。弁天島の御祭神である豊玉毘古命に挨拶をし、鳥居に向かって参拝してから砂を採取しましょう。稲佐の浜で砂を頂き出雲大社の中にある大国主大神様の父君である素戔嗚尊様が祀られている素鵞社と交換します。素鵞社は本殿の後方にあるため、本殿参拝後に向かいましょう。

出雲大社の参拝ルートに従い、祓社、祓橋、手水舎で穢れを落とし、拝殿、八足門から本殿に向かって参拝します。出雲大社の正式な参拝方法は「二礼四拍手一礼」です。これは、二回お辞儀をして、四回拍手をして、最後に一回お辞儀をするという作法です。この作法は、拝殿だけでなく、境内の他の社殿でも同様に行います。最後に素鵞社に参拝し、社殿の下を覗き込むようにして、稲佐の浜で採取した砂を砂箱に納めます。

最後になりますが私から開運アドバイスです。出雲大社の何処に神魂伊能知奴神社(命主社)があります。天地開闢(世界のはじまり)の造化三神の一柱、神皇産霊神が祀られています。この神様には出雲大社の御祭神である大国主大神様がかつて兄弟達の謀略により命を落とした際に、別の二人の神を派遣し大国主大神様を蘇生したという逸話があります。命を司る慈悲深い神様が祀られている命主社を是非見つけて参拝し強力なパワーを授かって欲しいです。

私は子供の頃から人には見えないものが見える霊能力があり、霊能力がきっかけで出雲大社に出会いました。私のブログがきっかけで皆様に良いことがあったら良いなと思います。是非、一度でも良いから出雲大社に参拝してくれる人が増えたら嬉しいです。最後まで読んで頂きありがとうございました。