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2025.09.11

出雲の地の神が祀られる神社

皆様、こんにちは。今回は「八上姫が大国主命のお妃、須世理姫を恐れて御子を木の股にかけて因幡へお帰りになった。その御子の名を木股の神、またの名を御井の神という」古事記にも書かれている歴史ある神社を紹介します。

島根県出雲市にある御井神社は、安産と水の守護神である木股神を御祭神として信仰されています。そのため安産祈願で訪れる方が、全国から数多く参拝にいらっしゃるそうです。木股神と御井神社は、古事記および風土記など、日本最古の史書十三の文献に記されており、これが安産と水の守護神として言われてる所似とされといます。昔から「御井神社を拝み、神秘の護符をいただくにおいては、安産疑いなし。」と言われ御守りをしっかり身に付けて頂ければ安産必定とも言われてます。

大国主命にお会いになろうと八上姫が直江の里までお越しになると急に産気づかれ、御子神をご安産なさった。その産湯に生井(安産の水神)福井(産児幸福の水神)綱長井(産児寿命の神)の三つの井戸をお使いになった。このゆえに御井社の名があると社伝に記されています。

神話を辿り、逸話が残る神社に参拝させて頂ける日々に深く感動と感謝しています。今回の参拝を通じて八上姫の気持ちがよく分かります。八上姫神社と御井神社を両方参拝して出雲市に生きる八上姫と神話の息吹を感じて欲しいです。最後まで読んで頂きありがとうございました。