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2025.12.18

出雲の隠れ最強パワースポット

皆さんこんにちは。本日は前にも少し紹介した出雲の隠れ最強パワースポットである。命主社を紹介していきます。

出雲大社と合わせて、ぜひ訪れていただきたいのが今回紹介する『命主社(いのちぬしのやしろ)』です。命を司る神様とされ、大国主大神と深い関わりを持つ隠れパワースポットです。正式名称は『神魂伊能知奴志神社(かみむすびいのちぬしのかみのやしろ)』と言います。とても良い御神託を授かることができる社がある場所は地元の方から北島さんと愛される北島国造館の駐車場の隣になります。ちなみに命主社は北島国造館の敷地内にありますので北島国造館の参拝を忘れずに参拝することをお勧めします。

命主社を訪れると最初に目を奪われるのが、巨大な「ムクノキ」。資料集によると推定樹齢は1000年以上。高さ17メートル、根回り12メートルの巨木です。根っこは地上の近くまで盛り上がっていて、今にも動き出しそうな凄まじい迫力です。なんといってもコブがスゴいとびっくりしました。1000年以上の時を生き抜いてきた力強さに、樹木から溢れる圧倒的な生命力に対面するだけで、全身にエネルギーが満ちてくる感覚になりました。噂によるとムクノキの黒い部分があり黒い部分が自分の悪いものを吸い取ってくれると言います。命主社に祀られているのは神皇産霊神(かみむすひのかみ)と言います。この世が生まれた時に現れた最初の三神のうちの一柱で、宇宙の根源的な神様とされています。古事記の一部には、たくさんの兄弟神から何度も命を狙われ、大国主大神様が迫害された時に神皇産霊神が助けて生き返らせ、国づくりの事業を支えたお話が現世に残っています。大国主大神様を陰で支え守り続けた大きな力を持つ神様です。宇宙の始まりに現れた三柱の神「造化三神(ぞうかさんしん)」のうちの一柱と言われている神皇産霊神。「命をむすび、産みだす力」を持つ神様として『命主社』に静かに大国主大神様の近くで祀られています。

命主社は御神託だけではなく歴史ロマンに触れることが出来る場所でもあります。命主社の裏手には真名井遺跡と遺跡があり、かつて大きな岩があったそうです。江戸時代に『出雲大社』を造営すべく、巨岩を石材として切り出すと、下から「銅戈(どうか)」と「勾玉(まがたま)」が発見されたという資料があります。どちらも弥生時代の祭祀に使われたとされ、この地は古くから“神の宿る岩”として祈りを捧げる場所だったようです。命主社の生命力溢れるパワーとは違い、こちらはひっそりとした空気感。観光ガイドではあまり大きく取り上げられませんが、実は出雲の歴史を語るうえでとても重要な史跡になっています。

出雲市を巡るといつも大きな発見と驚きに溢れています。まだまだ謎多き出雲市を巡るのは楽しい気持ちになりますね。日本神話や古事記を訪ねて触れることで自分はその歴史の中に生きているという実感を感じて欲しいと思います。長文になってしまいましたが是非訪れて欲しいです。最後まで読んで頂きありがとうございました。また次のブログも読んで頂けたら嬉しいです。