平田町片原、かつて水運で栄えた街、雲州平田、木綿街道にある『文吉たまき』へ

「たまき」は島根県内に8店舗あるうどん・そばのチェーン店。私は子供の頃から定期的に行くほど好きなチェーン店です。

 今回は初めて『文吉たまき』へ行きました。

 

江戸時代末期、天保年間、松江湾の御用品であった「平田うどん」。その後、明治時代に地元の製麺業者・原文吉による改良を経て、卵黄・小麦粉・塩のみで練られた手延べうどんは、全国的に人気を得ました。つるつるとした食感と卵の風味の深い味わいが評価され、皇室へも献上されました。時を超え、再び此処平田の地にて、新たに「文吉うどん」として復活しました。伝統の味と現代の技の融合をご賞味下さい。

 

とのこと。旧石橋酒蔵をリノベーションしていて、他の店舗とは違うおしゃれな店内にパスタのようなうどんメニューがありました。

【ジェノベーゼ】を注文しましたが、パスタのようなもちもち感とつるつると口の中に入っていく麺は新感覚！とても美味しかったです。いつもの「たまき」ではなく、全く異なった空間でした！

また、全店舗共通のメニューもあり、私一押しの【しょけめしのおにぎり】もありました！！［しょけめし］は出雲弁で［炊き込みご飯］のことです。このメニューがとても好きなんです(笑)ぜひ出雲に来たら甘味の強い炊き込みご飯を食べていただきたい！

 

とても悲しいお知らせが…6月26日(日曜日)で『文吉たまき』さんは閉店されるそうです。新しくお店を開拓できたと思っていた矢先に閉店のお知らせで驚きました。あと数日ですが、もう一度行けるといいなぁ。