2025.04.20
日御碕神社
ブログを開いてくださりありがとうございます。山下です。
今回ご紹介する日御碕神社は前回に登場した日御碕灯台のそばに建つ神社です。
日御碕神社には天照大神が祀られる日沉宮と、素盞嗚尊が祀られる神の宮があり、創建は神代の時代まで遡ると伝わっているようです。
948年に村上天皇の勅命により現在の位置に遷座したと言われております。
平安時代から1000年以上もの月日を同じ場所で重ねてきたということですよね。気の遠くなるような時間ですが、悠久の時を継がれてきた歴史が数多残る出雲にとってはそんなに珍しいことではないのかもしれません……。
本殿をはじめ境内の社殿はパッと目を惹く鮮やかな朱色に彩られています。山々の緑に囲まれた明るい色の社殿は見ているだけで華やかな気持ちになります。
境内から出て海の方へ歩くと、ウミネコの鳴き声が聞こえてきます。日御碕神社のそばにはウミネコの繁殖地で有名な経島という島があります。経島は日御碕神社の神域のため、立ち入ることはできません。
離れた場所からでもウミネコの鳴き声はかなり聞こえるので一度訪れてみてはいかがでしょうか!
ウミネコは名前の由来の通り、濁点のついた「ニャー」や「ミャー」といった、声の低い猫のような鳴き声でした!!