山下Iターン女子 会員No.147

2025.06.30

ガサガサ

ブログを開いてくださりありがとうございます。山下です。

先日仕事終わりに近くの川でガサガサ(網での魚取り)をしてきました。

岸の草むらは生き物の隠れ場所でもあるので、そこに網を入れてみるとスジエビやヌマエビたちがたくさん取れます。

水の中をよく観察してみると水面近くに小さな魚の群れが見えました。

下からすくうように取ってみるとかわいいメダカが入っていました。

実はメダカには姿がよく似たカダヤシという外来種がいるのですが、2種の見分け方は尾びれの形をみると分かりやすく、先端が真っ直ぐなのがメダカ、丸みを帯びているのがカダヤシです。カダヤシは特定外来種に指定されているおり、もし捕まえても持ち帰ったり、”別の川や池などに放すこと”は絶対にしてはいけません。

他にもシンジコハゼの稚魚や、ウキゴリらしき魚も網に入りました。

シンジコハゼは島根県をはじめ富山県、石川県、福井県に分布する小型のハゼで、近年はその数を減らしており、島根県のレッドデータブックにも記載されています。

今回網に入ってきた生き物たちはすべてその場で逃しました。これからも生き物たちが伸び伸びと育って、私たちが生き物を観察したり触れ合う機会が失われないよう自然環境を大切にしていきたいです。

2025.06.21

万九千神社

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斐伊川のすぐそばには万九千神社という神社が建っています。

年に一度、神在月に日本中から八百万の神々が出雲大社に集まります。

万九千神社は神々が出雲を離れる際に最後に立ち寄られる神社だとされています。

出雲大社で神迎祭が斎行されたあと、万九千神社では神等去出祭(からさでさい)が斎行されます。

そして神々は万九千神社で直会と呼ばれる宴を催して旅立ちの準備を行います。

周辺の地名にもある「神立」はこの神々の旅立ちに由来しているそうです。

神等去出祭の夜は境内を除いたり、外出は避けたり、騒がしくせず静かに神々をお送りするという風習があるようです。

昨年神迎祭の期間中、実際に出雲大社に足を運びましたが、たくさんの人が訪れてとても賑やかだったため、神等去出祭も神々の宴が行われている聞いて賑やかなイメージを抱えてしまっていました。あくまで神々の催しだと理解して穏やかにお送りしたいと思います。

境内には万九千神社と立虫神社があり、本殿を囲むように可愛らしいねずみの石像が並んでいました。須佐之男命が大穴牟遅神(大国主)に与えた火難の試練をねずみが助けたことが由来になっているそうです。

ご利益などに合わせて様々な道具やポーズをとるねずみがとても愛らしいので、万九千神社へお立ち寄りの際はぜひ探してみてはいかがでしょうか。

私のお気に入りは「お醤油醸造チュー」です。

2025.06.10

海都

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出雲ドーム近くにあるお寿司屋さん「海都」さんへ行ってきました!

海都さんは地元、大社漁港から産地直送で提供しており、獲れたて新鮮な海鮮を頂くことができるのが大きな特徴です!

どんなネタに出会えるかはその日次第ですが、ノドグロやアコウといった高級魚から、カサゴやサヨリ、カワハギなどお寿司屋さんでは珍しい魚までもが並ぶことがあります。

お寿司が届いてびっくり、寿司ネタが輝いて見えます……。

私はお寿司屋さんに行っても途中から麺類に走るタイプなのですが、お寿司が美味しすぎて麺類を頼むことはなく、自分のお腹の限界も考えずに注文しすぎてしまいました……。

お寿司だけをこれだけ食べるのは久々でとっても満足でした!

日替わりネタは注文時に一貫か二貫かを選ぶことができるので、一貫ずつ注文して様々な海鮮の食べ比べができるのも嬉しいところです!二貫を何皿か注文して同じものをたくさん食べるのもありですね!!

「炙り」系のお寿司は食べた瞬間に旨みが溢れ出してきて、かなり感動したので強くおすすめしたいです!!

2025.05.29

キララ多伎

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野生のイルカを見れることもあるという、道の駅 キララ多伎へ行ってきました!

異国風な建物は青空や海、夕陽と合わされば物語の挿絵になりそうなほど美しいのですが、私が訪れた日は午前中かつあいにくの雨で、背景がほぼ白色…。

建物のオレンジ色が目立った画になりましたが、いつか太陽に照らされた日本海も見たいですね!海も波が立っていてイルカを見ることも叶いませんでした……。

道の駅ということもあり、建物内には地域の名産品が数多く販売されていて、見て回るだけでもとても楽しいです。初めて知ったのですがイチジクが有名らしく、様々な商品が並んでいました。

職場の方から美味しいと勧めてもらった、「出雲海鮮たこ焼き」を食べました。大玉でタコ、エビ、ホタテが各2玉ずつ6個入りで、具も大きくふわふわとろとろで食べ応えのあるたこ焼きでした!

たこ焼きだけでもかなりお腹が膨れたのですが、どうしてもシラス丼が食べたくて「ごゑん」さんで月見シラス丼(生卵が食べられないので卵抜き)をいただきました。

大葉と梅とタレがシラスと混ざってとっても美味しかったです!!

後半はお腹との勝負でしたが、美味しくてぺろっと平らげることができました!

お隣には「キララベーカリー」さんというパン屋さんもあり、名産のイチジクを使用したパンも並んでいました!私はお惣菜パンが好きなので、いくつか購入して翌日の朝食にいただきました!

つぎは晴れの日を狙って行こうと思います!!

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最近急に気温が高くなってきました。

適度に水分補給をしつつ、鋭くなってきた日差しの下で作業する日々です。

熱中症にはじゅうぶん気をつけて、暑さを乗り越えていきましょう!!

私はどちらかと言えば寒さより暑さに弱いため、これからやってくる本格的な夏や猛暑に先が思いやられます……。

出雲に引っ越してきたのは昨年の秋で(それでも結構暑かったですが…)、夏を過ごすのは初めてです!出雲ならではの夏の楽しみを見つけられたらと思います!!水辺で遊ぶことも多い季節なので、魚たちとの出会いもたくさんあるんだろうなとワクワクしています!出雲は空がとても綺麗なので、夏の夜空も堪能したいですね。

空と言えば、近頃だんだんと日が長くなってきましたよね。

先日、日が沈んだころに空を見上げると、普段より低い位置にある躍動感満載の雲に、夕焼けのオレンジと夜の青が混ざりあった迫力ある神秘的な空が目に飛び込んできました。

田植えのために水が張られた田んぼに、美しい空が反射して絵画のような風景が広がっていました。

空ごと記憶に焼き付けて目を閉じるたびに思い出したい景色です。私はこれまでもこれからもずっと出雲の空は美しすぎると言い続けていくと思います。

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先日、遅めのゴールデンウィークということで、少し遠くへ出かけてみました。

私は基本車で移動することが多いのですが、久々に電車に乗りました!

出雲で電車に乗るのは出雲大社を参拝したとき以来かもしれません。

朝早くに出雲市駅の駐車場へ車を停めて、電車に乗りました。

出雲市駅の駐車場は、駐車場によって料金が異なるので、利用時間や都合を考えて事前に調べておくと便利です!!長時間駐車する場合は、北駐車場と南駐車場がおおすめです。広い上に駐車台数も多いので、余裕を持って駐車することができました!

ですが、なんと平日の通勤時間ということもあってか想定以上に時間がかかってしまい、電車の時間に間に合わず、乗り遅れてしまいました…。開始早々波乱の事態に……!

 

次の同じ電車が来るまでかなり時間があったので、こうなったら!と特急列車の切符を購入しました。

電車の時間までは出雲市駅内でのんびり過ごし、いざ特急がやってくる時間に!

「スーパーまつかぜ」と「スーパーおき」という特急列車です。2両編成になっており、1両目が指定席、2両目が自由席です!私はどちらかと言うと指定席派ですが、今回は自由席を選びました。

久しぶりにゆったり電車に乗ることができて至福のひと時でした!

2025.04.29

大〆

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出雲大社の近くには「大〆」さんという居酒屋があります。住宅街の中にお店がありますが、提灯が灯っているので遠目からでも見つけやすいです!

一口食べるごとに旨みが溢れるネギが入ったふわっふわの卵焼きや、玉ねぎの甘みと香ばしいニンニクの香りが弾力のある鶏肉と相性抜群の親鳥の香味ポン酢など、どの料理も美味しくてあっという間に完食してしまいました!!

居酒屋では珍しいピザやスパゲッティなどのメニューもあります。ピザも注文したのですが、あまりにも美味しそうで届いてすぐに食べてしまったので写真がありません…!

生地はサクサクで、とろとろのチーズと大きめに切られた具材と混ざると最高でした。

見た目とお味が気になる方は是非大〆さんでご賞味ください!

お店の方だけでなくお客さんも気さくで、とても楽しいひとときでした。

2025.04.20

日御碕神社

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今回ご紹介する日御碕神社は前回に登場した日御碕灯台のそばに建つ神社です。

日御碕神社には天照大神が祀られる日沉宮と、素盞嗚尊が祀られる神の宮があり、創建は神代の時代まで遡ると伝わっているようです。

948年に村上天皇の勅命により現在の位置に遷座したと言われております。

平安時代から1000年以上もの月日を同じ場所で重ねてきたということですよね。気の遠くなるような時間ですが、悠久の時を継がれてきた歴史が数多残る出雲にとってはそんなに珍しいことではないのかもしれません……。

本殿をはじめ境内の社殿はパッと目を惹く鮮やかな朱色に彩られています。山々の緑に囲まれた明るい色の社殿は見ているだけで華やかな気持ちになります。

境内から出て海の方へ歩くと、ウミネコの鳴き声が聞こえてきます。日御碕神社のそばにはウミネコの繁殖地で有名な経島という島があります。経島は日御碕神社の神域のため、立ち入ることはできません。

離れた場所からでもウミネコの鳴き声はかなり聞こえるので一度訪れてみてはいかがでしょうか!

ウミネコは名前の由来の通り、濁点のついた「ニャー」や「ミャー」といった、声の低い猫のような鳴き声でした!!

2025.04.09

日御碕灯台

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出雲の端に位置する日御碕には物語に出てきそうな風格の真っ白な灯台が聳え立っています。

日御碕灯台は日本で一番の高さを誇る灯台であり、その高さは43.65mにもなります。

周囲には広大な海が広がっておりまさに絶景です。人の賑わいから少し外れた場所にあるため、晴れた日には穏やかな海を見ながらリフレッシュできそうです。

ですが、視線を下に落とすと断崖絶壁という言葉がぴったりな崖が続いており迫力満点です。そして崖には柵がないので、落ちてしまうと大変なことになってしまいます………。

足元は岩肌でゴツゴツしており、躓いて転んでしまうかもしれないため、じゅうぶん注意してください!!

日御碕灯台は特に夕日との相性が良く、ファンタジーの世界に飛び込んだかのような景色を見ることができるそうです。

というのも、私は日が暮れる数時間前に訪れたので、夕日を拝むことが出来ませんでした…。

次に訪れる際はぜひ夕日が沈む瞬間を目に焼き付けたいです!!

ブログを開いてくださりありがとうございます。山下です。

「島根県立古代出雲歴史博物館」は、出雲の歴史や神話の世界を学べる施設です。

はるか昔から語り継がれてきた出雲大社の姿を復元した模型や、出雲の地から出土した数々の文化財が展示されています。

中でも歴史の教科書にも登場する銅鐸と呼ばれる青銅器や、壁一面に並ぶ大刀の光景は圧巻です。

私が訪れた日は運が良かったのか、全て本物の青銅器が展示されており、細やかな模様や静かだけどどこか威圧的な迫力を間近で見ることができました。遠い昔に作られた銅鐸が数々の時代を経ても失われず、こうして現代の人の目に触れる場所に有ることが言葉に表せないほどすごいことなんだなと感じています。

人々の代わりにその時代、地域で作られた物が昔を教えてくれているんですね。

こうした文化財はこれからも大切に先の時代へ残していきたいです。

出雲歴史博物館は出雲大社のお隣にあるので、出雲大社の参拝と併せて行かれるのもおすすめです。ですが来月4/1から来年の9月頃までの期間、耐震改修工事などが理由で休館することとなっております。

私は休館前にもう一度訪れることは叶いませんが、一層パワーアップした博物館が見られる日を心待ちにしております!!