小梅Iターン女子 会員No.135

出雲は箸の発祥、日本酒発祥の地ともいわれているそうです。

万九千社と立虫(たちむし)神社。

同じ敷地内に二つの神社が並ぶこの場所で
こちらで8月4日のはしの日にあわせ
お箸感謝お焚き上げ祭、神楽奉納があるということを知り、伺いました。

箸を持ち込み、お焚き上げすることも可能と聞いていたので
これまで使っていた箸を、持っていきました。⁡

流れはこんな感じです。
神楽の終了は20:30くらいになりましたが、最後まで拝見しました。
とても良い機会でした。

18:00~ お焚き上げ祭
19:00~ 錦田宮司による出雲神話のお話 「お箸のはじまり その昔」 
19:30~ 万九千社立虫神社神代神楽保存会による神楽奉納「八戸」

錦田宮司さんは、歴博の学芸員もなさっていたそうで
子どもでもわかるくらい、ジョークをはさみながら
楽しくお話ししてくださいました。
これが神楽の解説も兼ねていて、とても良い時間でした。

当日撮影されていたものも、youtubeにアップされるそうですが
あらすじの復習もかねて検索していて見つけたのがこちら4年前の映像です。
たしかに話し言葉は古文調なのですが、
連日見ると、台詞や流れがより理解できて、
神楽方の太鼓や笛の絶え間なく刻まれるリズムにもすっかり魅了されました。
https://youtu.be/zX9tvOm_09Y?si=lO9JOPYQ2uTBSTcs

宮司さんのお話しと、調べたことの覚書も含め、あらすじを・・・

アマテラスに高天原から追放されたスサノオノミコトが
出雲国の肥の河上(ひのかわかみ)に降ってきて、
川のそばを歩いていたところ上流から箸が流れてきたので、
きっと人が住んでいるのだろうと考え川を遡っていく。

そこで老夫婦(アシナヅチ、テナヅチ)が娘の稲田姫(イナタヒメ、クシナダヒメ)を前にして、すすり泣いているところに出会う。

なぜそのように嘆き悲しむのかとスサノオノミコトが翁アシナヅチに問うと、

毎年この地へやってくる八岐大蛇に、これまで大切に育てた娘を1人ずつ食べられてしまった。今年、最後に残った稲田姫まで失ってしまうのかと泣いているという。

それを聞いたスサノオは稲田姫を妻に迎えることを条件にヤマタノオロチを退治しようと老夫婦に申し出る。

アシナヅチが、あなたはなんという名前の神様なのですかと問うと
我は、陽の神(アマテラス)の弟 素戔嗚尊 と言っています。

お酒に酔ったオロチと激しい戦いの末、オロチの尾から得たのが

あめのむらくものつるぎ、三種の神器のひとつ。

他に・・・

・スサノオノミコトは稲田姫を櫛(くし)の形にかえ、
髪に差してその霊力を纏って戦ったから、奇稲田姫クシナダヒメという名もある。
・八岐大蛇を退治するために登場するのが、米や雑穀で作った酒。
・樽に用意した酒は毒酒というようなものではなく、八岐大蛇を悪と決めつけるものではなく、大蛇が鎮まるようにと捧げた酒だということ。
・スサノオノミコトが詠んだ歌
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」

夜とはいえ、暑い最中、省略したりすることなく、丁寧に奉納される神楽・・・
すばらしく、あっという間の1時間でした。

ありがとうございました。

自宅で使っている包丁のキレが

だんだん悪くなってきたので

医大の近くにある

スタニ刃物さんへ行って来ました。

https://maps.app.goo.gl/iXS8s9RrTRTK98iM8?g_st=ic

こちらでは包丁や鋏、草刈り鎌などの販売と

包丁研ぎのサービスもなさっています。

もうひとつ包丁が欲しかったので

出刃包丁を見せてもらい

手におさまりやすい、小ぶりのサイズのものを購入しました。

購入した包丁も、包む前にさっと研いでくださいます。

気になる方は是非訪れてみてください。

 

先日、出雲に来て初めて、仕事以外の個人の活動で

きちんと場所をお借りしてワークショップを主催しました。

山形の寒河江という地域で

300年以上大切に継がれて来た在来種、

谷沢梅(やさわうめ)の青梅と

出雲でお塩炊きをされているゆうこさんの

お塩づくりでできる、にがりを使って。

青梅から黄梅になっていく時期の開催で

農家さんにも心配させてしまい

ヒヤヒヤしてしまったので

来年も開催するとしたら

6月末に設定するのが確実だと思いました。

会場の醗酵文化研究所は

和室のみをおはなし会などに借りたり、

キッチンのあるカフェスペースをあわせてお借りしたり

いろいろな使い方ができます。

 

何か、ご自身でイベントを開いたり

チャレンジしてみたい方、

人と顔を合わせてお話ししたり

一緒に手を動かしたり

そういったことでうまれる時間を大切にしたい方

おすすめの場所です。

まずはカフェの営業時間に

ごはんやスイーツを召し上がりに行ってみてくださいね。

大社町、稲佐の浜からすぐ近くにあるお寺「長谷寺」で行われている
ろうそくまつり 今年は7月4日です。
7/6には大社コミセンでハス祭りも行われるとのこと。

先月、地元の方のたこ焼きパーティーに参加させていただいたところ
お手伝いされている方がいて
とても素敵なお祭りだからぜひきてね!とお聞きしていたので
行くつもりです。

大人もこどもも安心して参加できるお祭りが
地域の人によって支えられ、楽しみにしている方がいらっしゃることに
心動かされました。

都会のマンション住まい、町内会も子ども会にも入らない。。。
なんてケースは増えていますが
日本に外国の方が増えてきている今こそ
こういう機会やお互いの顔を見て声を掛け合う関係性が
とても大切な気がします。

私は、こんな時こそ浴衣を着よう!と思い立ち
神門通りのかんざし屋さんへ。

引っ越してきて以来、一度も入ったことがなかったお店ですが
入ってみると、びっくりするほどの品揃え。
シンプルで日常使いしやすいデザインもあり
布でできたかんざしケースも、可愛い柄がたくさんあります。

着物を着るようになったのは
自分で浴衣を着るようになったことがきっかけでした。
きっちり着付ける必要は実はそんなになくて
湯上がりに羽織るような、気楽な着方でいいと思っています。

日本の文化。
着物を着るのはハードルが高いと感じる方も
浴衣はぜひ、この夏みんなで着て欲しいなと思います。

先日、天気の良い休日に行ってきました
日本海を眺めながら薬膳ランチやスイーツがいただける
Cafeアルテミシア

すもものパフェと、すももの酵素ドリンクを紅茶割りでいただきました。
酸味と甘味がほどよく、さっぱりとして
ペロリと食べれてしまう美味しいパフェ、とっても美味しかったですよ。
海の方を眺められるカウンター席と、テーブル席にわかれていますが
ひとりでカウンターに座り、置いてある薬膳の本を読むのもおすすめ。

この日は風がそれほど強くなかったので、駐車場の脇から
お店の前のビーチに降りて行くと色々な植物を観察できました。
少し湿気も出てきましたがまだ散策しやすい気候。
日差しはしっかり夏です。


荒れる日本海も、キラキラ太陽の光を受けて光る日本海も
どちらも面白いです。

先日、職場の皆さんを自宅に招いて
明石焼きパーティーをしました。

移住からの約一年、職場の皆さんが支えてくださったことの感謝も込めて。

明石焼きの粉は、魚の棚商店街でも販売されているものをネットでお取り寄せ。

具はたこ、だけではなく
しらすとチーズ
イカやえびを酒蒸しにしたものとコーン
などいろいろバリエーションも。
出汁は、くりかえしつくっているうちに
これだと思う味になりました。

次の機会には、さらに出雲の食材・・・
磯もみのりや生姜を出汁に入れてみるなど、
新しい工夫をして、楽しみたいと思います。

皆さんにも喜んでいただき、良い日となりました。

先日、県外からの友人が来ていて
晴れていたので、きょうの夕陽はきっと綺麗!!と感じ
稲佐の浜へ行ってきました。

道中、きんぐに電話をかけて席を予約。
神話定食、友人も気にいると思ったのですが予想的中!
おいしい焼きそばに舌鼓

食べ終わって浜に向かうと、ちょうど陽の沈む瞬間まで観察できました。

日没時間までの間
海の波の音を聞き、太陽のエネルギーを浴びて
深呼吸。

素敵な場所が近くにある出雲

友人にも味わってもらえ、良い1日でした。

 

先日、天気が良いので友人を誘ってハイキングへ出かけました。
登山口には駐車場があり、車を6台くらいはとめられるスペースが整備されていました。

出雲市指定史跡とのことで、頂上付近の開けた南2郭からは
出雲平野を一望でき、桜の木や東屋、ベンチもありゆったり過ごせます。水道も通っていました。

標高281m、片道40分ほどの距離だそうですが
私たちは草花を観察しながらゆっくりゆっくり登ったので、1時間以上かかりました。

爽やかな季節に、こんなに近場で、ゴールデンウィークでありながら
人も少なく、風や自然の音に癒されることができるなんて
出雲、やっぱりすごいねぇいいところ色々あるねと
Uターンの友人、Iターンの私は感激していました。
新緑の美しい緑に囲まれて、良いリフレッシュができました。

いくつか参考リンクを挙げておきます。
おむすびと水筒を持参して、遠足気分でぜひ訪れてみてください。

しまね観光ナビHPより
”永禄5年(1562)、毛利元就が尼子攻略のために鳶ケ巣山に築城した山城である。尼子との戦いで当城は戦略的重要性をもち、とくに元亀2年(1571)の高瀬城攻略の際、吉川元春の拠点となった。毛利氏は出雲平定後、当城を大野氏に任せたという。なお、『雲陽誌』には城主は宍道高慶、政慶であったと記されており、城跡にある「大野塚」とよばれる宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、天正10年(1582)当城内で宍道政慶に謀殺された大野高成の墓と伝えられる。

遺構としては数か所に郭が残っており、郭の多くには土塁が設けられている。このほかには堀切と井戸があるだけである。
現在整備された登山道は頂上から出雲平野や遠く三瓶山が一望できる絶好のハイキングコースとなっている。”

2011年の登山記録。検索していて見つけました。
駐車場入り口の看板などは今も変わっていませんので参考になると思います。

鹿が里に降りて来ないようにと、登山口には出入り口が設けられ、民家との間に柵がはりめぐらされていましたが、時期によっては捕獲をしているようです。上の方で、コバノミツバツツジが時期にも関わらず丸裸になっていたのは、もしかするとシカが食べた跡だったかもなと感じていたので、なるほどと思いました。

ゴールデンウィーク、少し静かな場所へ足を伸ばしたくなり
地図を見ていて目に留まった、平田本陣記念館へ。
きれいに整備されたお庭、完全移築されたお屋敷
なんと、入場無料です。

(企画展は有料)

私が訪れた際には、絵本の原画展も開催されており
素敵でした。

お茶室はお稽古などに使えるよう貸出しされているそうですが
普段は閉めているとのこと

機会があれば拝見したいなと思いました。

美しい襖絵がそのまま残されていたり、歴史を感じられる民具などの展示もあり
古いものが好きな方にはたまらない場所かと思います。
また季節が変わったころにも訪れてみたいです。

平田本陣記念館HP

先日、観光で出雲に初めて来た親戚と
夕食をとることになり、
お店選びに困っていたところ、職場の方からのおすすめで
出雲料理 おくに」さんへ行ってきました。

写真はのどぐろのしゃぶしゃぶ
綺麗な色、プリプリの食感!
甘海老の唐揚げを注文したところ
こんなに大きいの!というサイズ
お通しの3種盛りも、しじみの酒蒸しもどれも美味しく、

会話もはずみ、素敵な時間になりました。
カウンター以外にも、仕切られた個室があり
店員さんも感じがよい方ばかりで
リラックスして過ごせました。

ありがとうございました。

Iターン女子 会員No.135

小梅

関西から引っ越してきました。子どもの頃からいろんな土地に住みましたが、山陰は初めてです!出雲弁、丁寧な感じとホッコリさがあって好きです。職場の皆さんの会話を聞きながら、使い方を覚えていっています。