6月12日、塩冶有原町にある出雲市民会館で『ウクライナ支援　ナターシャ•グジー  チャリティコンサート』を鑑賞。約1200席の座席はほぼ満席でした。

 

ナターシャ•グジー‥‥ウクライナ生まれ。チェルノブイリ原発を3.5キロで被曝した。ウクライナの民族楽器【バンドゥーラ】の音色に魅せられ、8歳の頃より音楽学校で専門課程に学ぶ。2000年より日本での本格的な音楽活動を開始。2016年7月、これまでの活動が評価され、外務大臣表彰を受ける。

 

『美しい透明な水晶の歌声と哀愁を帯びたバンドゥーラの可憐な響き』と記載されていた通り、ナターシャさんの綺麗な歌声と63本の弦で演奏する琴のようなギターのような音色はとても魅力的でした。

【バンドゥーラ】はかつて盲人が職業に使っていて日本の琵琶との共通性があるとのこと。少し日本と身近に感じられる楽器だと感じました。

14:00開演〜16:20閉演。ウクライナの曲、日本の曲と合わせて13曲の公演でした。ナターシャさんの歌声や演奏はもちろん素晴らしいのですが、特に曲の合間の流暢な日本語のトークが楽しかったです。とても愛嬌のある可愛らしい方で何度も笑いがおきていました！

今回のチャリティコンサートは出雲市内の有志の方が企画し、多くの企業が協賛されていました。市内でも募金箱を設置しているとのことです。命の大切さや平和について考える1日となりました。