先輩Iターン女子の声

どんこさんIターン女子 会員No.079

2021.06.18

出雲の『はとむぎ茶』( ^^) _旦~~

島根県出雲市斐川町のカントリー(麦集積場所)への、麦運搬の最終便を仕事で仰せつかり、今期麦刈りは終了となりました。

空いたほ場はすぐに、水稲や大豆の畑へと変身します。
トラクターに「乗りたい!乗りたいーっ!」と全力全身で発している何かに感づいたのか、会社にやってきた新しいデモ機械を装備したトラクターのオペレーターを任され、一人で作業をしていると、温かい心配なのかチェックなのか?わかりませんが(笑)、社長や会社の子が見回りがてら差し入れをしてくださったりします♪

で、差し入れて下さったのがこの商品☆
斐川町の麦は、このような香りがいい美味しい可愛い商品になります😊

自然が相手の仕事ですので、麦刈りや大豆の種まきがあるから雨振らないでと言っても、梅雨だからどうしようもないです。
田んぼの藻が広がるし、草刈りするのも炎天下の中暑いから、もうこれ以上天気続かないでと言っても、夏だからどうしょうもないです。
雑草生えないでと言っても、雑草には聞く耳がない上に負けず嫌いので、除草剤の試練を乗り越え、稲より大きくなろうとか謎な気合い入れちゃったりする子らもいます。

なかなか計算通りにはいかないけれど計算しなければいけないし、計画通りにはならないけれど計画は立てなければいけない。その中で日々、自分のでき得ることを模索し、これからの目標を持ちながら、今を生きるというのは、とても充実しているなと感じる毎日です。

その中でふと思ったのは、移住してメンタル的メリットの一つには、『他人からの余計な雑音』が排除できるということもあるかもなと考えたりもしました。

先日、社長とゆっくり話をする機会があり、社長の「成長を止めない」というマインドに感化されました。
日本でも数台とか、西日本で数台しかないようなネットで検索しても出てこないようなレアな農業機械や、当社だけのカスタムトラクターなどの圧倒的な機械力や、ロシアやアメリカ等の衛星を使ったほ場の管理など、先鋭的な農業技術、裏付けに基づく経営戦略。
毎日、あらゆる面において刺激的です✧

分野が変わると、見る視点が変わります。
農業をしていなかったら、ここまでよその田んぼは気にならなかったでしょうし、稲の色や分げつの本数まで数えることもなかったでしょう。
きっと、花を見に行ってもそうだと思いますが、花をパパッと楽しむ人、じっくり楽しむ人、葉っぱを楽しむ人、近くで楽しむ人、全体を楽しむ人、花を使ったソフトクリームを楽しむ人、はたまた、花を作った人を想像する人。
いろんな視点、見かた、楽しみ方があります。
それを良い悪い、みんなと違うからおかしい。とかそういうのをジャッジする人は、まぁ…確かに世の中には存在はしますが、少なくとも今のわたしの周りにはそういう妙なジャッジをする人は居ないですし、それは、出雲独特な土地柄なのかなとも思ったりもします。国際色豊かですし移住者も多く、それを受け入れる体制が昔からあるんだろうなと思わせてくれるのも、出雲の魅力の一つだと思います☆