2024.09.15
稲佐の浜ビーチクリーン
先日まだまだ暑い連休の中日に
友人と、東京からご旅行でこられた家族と一緒に
稲佐の浜のビーチクリーンをしてきました。
ロープや浮きといった漁具のほかに
釣竿も落ちていたり、異国のライターなども。
今回特に目についたのは
波で運ばれた砂の上に、白くて丸い粒状のプラスチックが沢山落ちていたこと。
軽いために、波に乗って運ばれやすいのでしょう。
詳しい知人に写真を送って聞いてみたところ
おそらくレジンペレットというプラスチック原料の一種で
なんらかの原因で工場から流出したものが
漂って遠くまで運ばれたもののようです。
こんなに小さくて、丸い形状ならば
きっと
海の中と海の上とを行き来をする
哺乳類、海鳥などの生き物も身体の中に取り込んでいるだろうなと感じました。
手で拾おうとしても砂を一緒に掴んでしまうくらい
小さな粒。
少し拾ったくらいでは、とうてい回収できないほど
砂の上に打ち上げられていました。
プラスチックそのものだけでなく
その表面に吸着する物質が身体の中で悪さをする
現代人は毎年クレジットカード1枚分ものプラスチックを見えない形で摂取している
なんて話も耳にしたことがあります。
綺麗な景色や美味しいお魚など
いつも私たちに恵みをわけてくれる海。
ただ、それらを消費するだけではなく
海への感謝のこころを忘れないように
ビーチクリーン、繰り返し取り組みたいと思いました。