2024.10.20
雨の日の過ごし方
雨の日の過ごし方
図書館
山陰に住むと決める前から度々耳にしていた「日照時間が短い」とか「いつも曇り」とか「雨の日が多い」とか、、、。
出雲の方々が皆、口を揃えて言う。
このどんよりした天気に心ごと飲み込まれてしまうこともあるそうで、県外から来たと言うと結構な確率で心配される。
でも、当の本人はそこのところさほど心配していない。
晴れが好きなのは言わずもがな。私は雨も晴れと同じくらい好きだから。
晴れていると外出を強制的に強いられている気がするけど、雨はそうではなくて、今日は「ゆっくりしなさい」って言ってもらえている気がしてホッとする。
でも、そうすると外に出たくなるのが私。天邪鬼。
だから、行きたいなぁと思いながら行けてなかった図書館へ行ってみることに、、、
出雲出身の友人から出雲には図書館が豊富なんだよ!と聞いていた。
私が今回、お邪魔したのは斐川にある図書館。
雨の図書館には結構な人がいた。
思うままに、それぞれの時間を過ごしている。
この場にいる人は皆、同じ感覚の持ち主なような気がして勝手な仲間意識を抱く。
1人20冊を2週間借りられる。
全くもって違うジャンルの本を7冊抱え、帰路につく。
雨の音をBGMにページをめくる手が止まらない。
こんな日だからこそ、読書がはかどる。
この話を同じ移住仲間にした。
その子は早速、多岐の図書館に行ったと教えてくれた。
席が海に面して用意されているようで、場所を選ばずにパソコン一つで仕事ができる彼女にとって最高のワークスペースだったらしい。
まだ行けていない図書館もなんだか気になるし、雨の日の図書館という選択肢はしばらく自分の中でブームになりそうな予感。
ただ、海が見える多岐の図書館には是非、快晴の時にお邪魔したいななんて思う。