くろんぼIターン女子 会員No.146

2025.02.16

茅の輪

茅の輪

少し前になるが、今年の節分は22日であった。

ちょうど仕事もお休みだった為、友人に誘われて出雲市佐田にある須佐神社に行って来た。須佐神社では節分にお祭りがあるということで向かったが豆まきの時間を勘違いしていて1番の盛り上がりを見せるイベントには間に合わなかった。

しかし、神楽が見られたり、少ないながらも他にお餅や鴨鍋、回転焼きなどの出店もあり沢山のお客さんで賑わっていた。

そこで気になったのが、お客さんの首にかかっている輪っかだ。

すれ違う人がそれぞれ当たり前かのように首にかけているあれは一体なんなのか・・・なんだか某テーマパークのカチューシャのようで面白い。

境内を進んでいくとそれ「茅の輪」というものだった。

茅の茎を編み作られた「茅の輪 (ちのわ)」は疫病除け、悪災疫除けの霊力のある神符といわれている。

節分の日に参拝した人々はこの「茅の輪」を受け首にかけて持ち帰り、玄関や入り口に掲げるのだそうだ。

私もそれにならって帰宅早々玄関に掲げた。ルームシェアしている友人の分もあるので、うちには「茅の輪」が二重で掲げられている。

非常に強力な疫病、悪病除けになりそうだ。2025年もこれでひと安心。

2/79で出雲では雪が沢山降った。

3年前に初めて島根に旅行に来てから、移住までの間に雪が降るほどの冬に出雲に来たことがなかった。そのため、冬の出雲を楽しむのは初の経験である。

2/3の立春が嘘のように雪が積もった。

関東では雪がちらついただけで、大騒ぎ。電車の遅延はお約束である。

耐性が無い分、雪の予報が出ると皆それぞれ慌てだす。構えていると実際の雪は思ったよりもやんわり降ったり、雨になったりと予報の空振りも多くある。

それを踏まえると、出雲での雪予報はドンピシャに当たっていた。予報の雪マーク通りの積雪。

関東と出雲では雪の質が違うように感じる。

関東は雪の粒も小さく、地上に落ちてはすぐに水分として消えていくため積もりにくい。

一方出雲行きは雪の粒はしっかり大きく、もっちりとした上質な雪。

少しの間傘をささずにいると、頭の上に雪が積もり始める。

ずっと降り出し続けると思えば、一時的に止んだり、このまま晴れ出すのか?と思ってもまた降り出したり、よくわからない天気で、結局気付けばしっかりと積もっている。

出雲に住み始めてから知った山陰の冬だったが、関東では体験したことのない雪の降り方に終始ワクワクさせられた。

雪もあり、風も強い山陰の冬を少し甘く見ていた。そのため、急遽石油ストーブを購入した。

次いつまた積雪があるかわからないが、次はストーブもあるし、この寒さを乗り越えられそうな気がする。

2025.02.02

今夜の余白に

今日と明日の狭間、ゆったりとした時間を過ごす夜喫茶がオープン。

出雲の本屋さん「あわい堂」とCINEMATOLIFE(シネマトライフ)の合同単発イベント。

今回のオープンは125日だった。仕事を終え、夜喫茶「今夜の余白に」へ向かった。

18時から23時までの夜営業で、スイーツや軽食、ドリンクも楽しめる。

本を読んで過ごしてもいいし、友人との会話を楽しんでもいいし、お酒やお食事を楽しんでもいい。それぞれが「今夜の余白」を思いのままの時間を過ごしてほしいというのがコンセプトだ。

場所はCINEMATOLIFE。カウンターとテーブル3席がゆったりと配置されていて居心地の良いスペースだった。私は1人だったため、カウンターを選んだが、私が来店した19時過ぎごろには客さんでほぼ満席の状態であった。

店内に流れる素敵な音楽がゆったり過ごすのに大いに貢献してくれた。私はここ最近の忙しさにかまけてなかなか読み進められなかった本を読みながら過ごした。

オーダーしたドリンクとケーキも美味しかった。

ジンジャーガトーショコラはチョコレートの甘さの中にシャキッとした生姜が潜んでおり、噛むたびに広がる辛味がクセになるケーキであった。

「今夜の余白」ではあわい堂さんがセレクトした本が置いてあり、購入できるようになっている。私は気になったチャイの本を購入させてもらった。

店員さんとお話したり、思うままに時間を過ごすことで何ともないありふれた1日が「今夜の余白に」のお陰で、少し特別な夜になった。

次回の夜喫茶「今夜の余白に」は222日だ。あわい堂の3周年を記念したイベントになり、DJも来るらしい。また違った「今夜の余白に」になりそうで今から楽しみである。またぜひお邪魔したいと思う。

Iターン女子 会員No.146

くろんぼ

"関東からIターンして来ました〜くろんぼです。 島根旅行で『ここに住みたい!』と思い、その2年後にようやく移住の夢が叶いました✨どうぞよろしくお願いします♪"