くろんぼIターン女子 会員No.146

今年は梅雨が短く、日中の殺人級の暑さで作物の生長に支障が出てきている。

その中でも出西生姜の生産者の方はハウス栽培を取り入れたり、色々と試行錯誤をしながら栽培に取り組んでいると聞いた。

そんな生産者さんの努力が身を結び、今年も無事出西生姜の出荷が始まった。

地元のスーパーでも購入出来るようになった葉付きの新生姜。出西生姜は、他の生姜に比べて辛味が強く、繊維が少ない。また、香り高いのが特徴。

そんな出西生姜の新生姜を使って作る生姜ご飯。生姜の千切りを入れるだけでもいいのだが、私は醤油や揚げなど少しアレンジするのが好みだ。

他にもしょうが焼きをつくったり、ジンジャーエールを作ったり、生姜はいくらあってもいい。

出雲に来るまでは出西生姜の存在を知らなかったが、知ってしまうと他とは全然違くてやめられない。

この時期だけの出西生姜!出来る限り手に取って美味しくいただきたいと思う。

2025.08.15

餅まき

815に出雲の斐川で荘原祭りが開催された。

屋台が並び、花火が上がる地元の方に愛されるお祭りだ。

花火も10分間と短いながらも、間近でみる花火はものすごく大きい。見上げるまで高く上がるので首が痛いくらいだ。

このブログで荘原祭りの花火の感動を語るのもいいと思ったのだが、それよりも気になることがあった。

「餅まき」だ。

地元の友人数人と花火をみていたのだが、終わるや否や「餅まきいこ〜!」と移動が始まった。地元民は共通の理解がある為、そこでひと盛り上がり。「餅まき」自体はわかるのだが、夏祭りの締めが「餅まき」というのが、今まで聞いたことがなさ過ぎて一瞬、フリーズした。

餅まきを目当てに人が集まってくる。子供も大人達も集まって餅に手を伸ばす姿が記憶に濃い。

地元の方達にとって花火と餅まきが夏を象徴するセットなのだろうか。

餅まきという戦いを制し、無事ひとつゲットした。友人達もそれぞれひとつは確保したみたいだった。紅白の柔らかいお餅。当日ならそのままで!とのことだったので、ゲットして早速いただく。素のお餅だが、噛めば噛むほど素材の味を感じる。戦利品のお餅はこれまた格別であった。

「餅まき」

それは地元の方々にとって夏の風物詩といってもいいのかもしれない。

また来花火と餅まきのセットを楽しみにもう既に来年の夏を想う。

ずっとやりたくて出来ていなかったこと。それが、家庭菜園だ。大量でなくても、少しは自分が育てた野菜が食卓に並ぶ日を夢見ながらなかなか始められずにいた。

冬が明けて、徐々に暖かくなるにつれ、私のやる気に火がついた。それはいいのだが、実際に畑を耕し始めると石や瓦、レンガなどがわんさか出てきた。そんなこんなで春には苗を植えられる予定でいたはずなのに予想以上に耕すのに時間がかかった。気付いたらもう既に夏に突入してしまっていた。

職場の先輩方に夏になってから苗を植えるのは遅い!なんて言われてしまったが、その先輩から譲っていただいたナスの苗を植えてみた。

今年は梅雨が短く、夏は暑い日が続き、雨もなかなか降らない水不足だ。育つのか心配ではあったが毎日朝と夕方に水をやってあげると案外スクスクと育ってきている。

これから収穫までしっかり見守っていきたい。

Iターン女子 会員No.146

くろんぼ

"関東からIターンして来ました〜くろんぼです。 島根旅行で『ここに住みたい!』と思い、その2年後にようやく移住の夢が叶いました✨どうぞよろしくお願いします♪"