プリンIターン女子 会員No.129

2024.10.19

日本誕生のひみつ

大昔、日本列島はユーラシア大陸と地続きだった。
今の形ができはじめたのは1500万年前。

小学校、いや中学校だったか記憶は曖昧だが、日本列島が大陸からちぎれて今の形になったとことを皆が学んだことだろう。なんとその痕跡を出雲でみることができる。

出雲市小伊津にある「洗濯岩」。
海側にはシマシマ、ギザギザの凸凹の岩場があり、まさに洗濯板。山側は平衡感覚がおかしくなるような斜めの断層と、ゴツゴツした岩肌がみられる。
以前、日御碕灯台でみた四~六角柱が組合さった幾何学的な形状をした柱状節理とはまた違うものだ。柱状節理は流れでた溶岩が冷えて割れたものだが、こちらの洗濯岩はプレートに押された海底がドレープのようにヒダをつくり、海面上昇で地表に現れたものなのだとか。

痕跡を前にしても、なんとも想像しがたい壮大なスケールの地殻変動。神さまが三瓶山と大山に綱を結んで、4つの土地をひっぱってつなぎ合わせて島根半島ができたという「国引き神話」にも通じるものがあるような、ないような 笑


小伊津海岸の洗濯岩