先輩Iターン女子の声
プリンIターン女子 会員No.129
働く灯台
日御碕灯台
島根半島の最西端、断崖の上にそびえるのは、石造りでは日本一の高さと、日本で5箇所しかない3mの巨大レンズをもつ白亜の灯台。日御碕灯台。
以前撮影で立ち寄ったとき、青い空、海と灯台のコントラストがとても印象的だった。自宅から30分の距離となった現在。夜明け前、もしくは夕方に出掛ければ、働く姿を見ることができる。
朝焼けを期待したこの日、狙い通りにはいかなかったものの、明るくなりはじめる空と対照に、灯台の温かな光が薄らいでいく光景は心動かされるものがある。
柱状節理
ここ日御碕、足元に目をやると非常に面白い。
大昔の大噴火の痕跡。
ドロドロの溶岩が流れ、冷え固まるときにギュッと縮み割れ目が入ると四・五・六角形の柱のようになるのだそう。節理は、割れ目の意味で「柱柱状節理(チュウジョウセツリ)」というらしい。
蜂の巣、亀の甲羅、積木…
踏んだらゴゴゴッと柱が沈んで、仕掛けが発動しそうだった 笑
バラをたべる
70年咲くバラ
むかしむかし、雨上がりの通勤途中。
美しく咲いたバラに心奪われたパン職人がいたそうな。
この感動、なんとかパンにできないかものかと試行錯誤して生まれたのが、いまや出雲のソウルフードと呼ばれている「バラパン」のはじまりだとか。不思議な形のパンと、そのパッケージがまたなんともレトロで可愛らしい。
上下左右から舐めるように眺めたあと袋から取り出す。フワッフワのパンは、力加減を間違えると壊れてしまいそうだ。このバラパン、出雲流の食べかたがあるらしい。波型の花びらの部分を1枚ずつちぎって、間に挟まれたクリームをつけて食べてみた。かなりの甘さかと思いきや、実にほどよい。そして懐かしい味。そして最後までバラの花感。これで花占いできそうだね。花びらの数は常に奇数にしておいていただかないとだな 笑
こだわりつづけて70年。
1日2000個を手作業でこしらえるというのだから職人さんたちの技ってすばらしい。
島根県出雲市の「バラパン」製造会社
出雲弁②
「まげな大根ができたのー」
(立派な大根ができましたねー)
「か、まいけん、もっていのーだわ」
(これ、美味しいから、もってかえりなさいね)
【まげな】
立派な、大きい、すごい
【まい】
美味しい
【まげな】は、てっきり美味しそうの意味だと思っていたら違った。
美味しいを出雲弁にすると【まい】らしい。
美味しくないは【まんない】。
伝わりそうで、伝わらないから出雲弁ってかわいいし面白い。
ちなみに鳥取西部では大きいを【がいな】と表現する。
米子がいな祭りは、米子の大きい祭り。出雲の大きい祭りだと、出雲まげな祭りに? 笑
しょうゆから造った醤油
普段使いの醤油、どんな種類つかってる? 料理用とは別に、かけ専用で「さしみ醤油」を好んでつかう私。 旅先の道の駅では、ご当地の醤油を購入することもしばしば。 創業明治30年「岡茂一郎商店」。平田町にある老舗の醤油店。 昔ながらの製法で搾るこだわり醤油があるということで店舗を訪れる。 木綿街道の中にある歴史的な佇まい。 店舗向かい側には一式飾りの常設展示があり、 仕込みの様子が漆器で表現されている。 濡れた傘を立てかけようとキョロキョロしていると、 スタッフの方があちらにどうぞと教えてくださった傘立ては、 醤油の一升瓶を入れていた木製ケース。 古いものが形をかえて今の暮らしに溶け込んでいるって素敵だ。 思いがけず木綿街道の歴史や文化、 醤油の製造過程を丁寧に楽しく教えていただいた。 醤油が5種類もあることを知らなかったし、 「さしみ醤油」は「刺身につける醤油」だと勘違いしていた。 「さいしこみ醤油」の略で、1年半かけて造った醤油を、 再度原料とともに木桶の中でさらに1年半仕込むから「再仕込み」。 全国生産量のたった1%しかない種類だというのは正直驚いた。 商店では、昔ながらの木桶の醤油蔵の見学や、つくりかた、魅力、 味比べなどの体験もできる(要予約)。 種類豊富な商品ラインナップ。どれを購入しようか悩むこと10分。 なかなかひとつに決められない私にピッタリだったのが、 小ぶりサイズの味比べセット。 「さしみ醤油【甘口】」と、カシューナッツを醤油としじみだしで焙煎した 「醤油まめ」、「醤油あめ」も購入。 ラベルやパッケージデザインも可愛いので贈り物にも喜ばれそう。
有限会社 岡茂一郎商店 〒691-0001 出雲市平田町861 TEL 0853-62-2045 FAX 0853-62-2049
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