働く灯台
日御碕灯台
島根半島の最西端、断崖の上にそびえるのは、石造りでは日本一の高さと、日本で5箇所しかない3mの巨大レンズをもつ白亜の灯台。日御碕灯台。
以前撮影で立ち寄ったとき、青い空、海と灯台のコントラストがとても印象的だった。自宅から30分の距離となった現在。夜明け前、もしくは夕方に出掛ければ、働く姿を見ることができる。
朝焼けを期待したこの日、狙い通りにはいかなかったものの、明るくなりはじめる空と対照に、灯台の温かな光が薄らいでいく光景は心動かされるものがある。
柱状節理
ここ日御碕、足元に目をやると非常に面白い。
大昔の大噴火の痕跡。
ドロドロの溶岩が流れ、冷え固まるときにギュッと縮み割れ目が入ると四・五・六角形の柱のようになるのだそう。節理は、割れ目の意味で「柱柱状節理(チュウジョウセツリ)」というらしい。
蜂の巣、亀の甲羅、積木…
踏んだらゴゴゴッと柱が沈んで、仕掛けが発動しそうだった 笑