プリンIターン女子 会員No.129

2024.06.27

出西ブルー

職場の先輩への新築祝い選び。
何名かで募ってお渡しするのに、どんなものが喜んでいただけるか話し合う。「新しいキッチンで腕をふるわれるのに、出西窯の器はいかがだろう」の案に皆大賛成。

出雲市にある工房「出西窯(しゅっさいがま)」
日用品としての使い勝手の良さを大切にしていることから、器はシンプルなものが多い。そのなかでも一際目を引くのがやはり「出西ブルー」なんともいえない美しい青色。お祝いの品はこちらのセット。自宅用にもほしいところだが、また今度。

出雲の友人から、ブルーアワーの空の色だよと教えていただいたことがあるが、本当かな。


出西窯

〒699-0612 島根県出雲市斐川町出西3368
TEL 0853-72-0239 / FAX 0853-72-9219
定休日:火曜日
https://www.shussai.jp

2024.06.20

芋代官のイモ

先日、湖陵にある圃場でサツマイモの苗植えをした。

職場の福利厚生の一環で、初夏には苗植え、秋には芋堀り大会が恒例行事となっているそうだ。
朝8時から1時間程度、畑というより砂丘のようなフカフカの砂地で、畝のシートの穴に苗を1本ずつ差しこむ。L字型に茎を水平に約10cm埋め、砂土をかぶせていく。大人より子どものほうが手が早い 笑

普通のイモ苗とは少し違う、赤紫色の茎。
石見銀山の芋代官が伝えた西浜イモという種類なのだそう。
出雲市湖陵地域を中心に栽培されたこのサツマイモは、なんとも言えない黄金色で、ホクホクとろける食感が特徴だとか。想像しただけでお腹が減る。

秋の芋掘り大会が楽しみだ。

2024.06.18

火垂る

電気のない真っ暗な水辺、林の中でスーっと光る蛍光色。
ホタルの季節がやってきた。

自らはお尻を光らせるのに、彼らは光が大嫌い。
鑑賞地では当たり前のことだが、スマホのライトや、車のヘッドライト、撮影する際はカメラの補助光に黒いテープを貼るなど、マナー違反するものがいようものなら怒号がとぶ場所さえある。

交通量が決して少なくはない車道沿いの田んぼで、悠々飛び交う彼らの姿を、ごく普通にみかける出雲市。
出雲大社でも沢山みれるよと、職場の方に教えていただいたので行ってみようかな。

縁結びの聖地で愛を語らうホタルの光景をみたら、かなりの良縁に恵まれそう 笑

2024.06.07

出雲弁⑥

移住して半年も経つと、出雲弁のヒアリング力も上がってきた。

・しし → すし → 寿司
・えも → いも → 芋
・めず → みず → 水

ややオーバー気味に、あまり口を動かさず、にごした感じで、イントネーションに抑揚をつけて喋るといい感じに発音できる。
「わけもん(若者)はそげな風にしゃべらんですけん、おじい、おばあ世代ですけん」と、わけもんに教えてもらった。

あとは単語を制すのみ。これがまた難しい。
先住地の鳥取西部と共通の言葉が多いなと思う反面、
まったく違う言葉もあり、面白くて手帳に書きとめている。

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「きゃほんに、まーやちゃ、らしがねがな」
もうほんとに、あなたたち、散らかして)

【らしがない】
意味:散らかっている。だらしがない。汚らしい。
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先住地の方言で同様に変換すると
「けほんに、まーやちゃ、さんだがねがな」

【さんだがない】
意味:散らかっている。だらしがない。汚らしい。「さんだくちゃ」ともいう。

あ、どっちも方言が濃くて伝わらないか 笑