プリンIターン女子 会員No.129

2024.12.20

稲生神社

出雲市で神社と言えば、まず出雲大社が思い浮かぶだろう。
しかし、ちょっと変わった神社がある。「粟津稲生神社」だ。
鉄道ファンの間では超有名なスポットだが、普通に訪れても驚くポイントがいくつもある。

まず注目すべきは、この神社の名前。
「稲生」と書かれている。普通、稲荷神社は「稲荷」だが、ここは「稲生」。全国でも20数社しかない珍しい表記だと聞けば、ちょっとマニアな気分になるだろう。

そして、最大の特徴は、参道を鉄道が横断する光景。
朱色の鳥居と線路が交差する光景は他ではなかなか見られない。鉄道好きにはたまらないスポットだし、鉄道ファンじゃなくても「これ、すごいな」と感じるだろう。

さらに「第4種踏切」が存在する。警報機や遮断機がない、昔ながらの踏切だ。列車の接近を目視で確認して渡るという、現代では珍しいスタイルだが、懐かしさを感じる人も多いはず。

参道は地域の生活道でもあり、地元の人たちが自転車で通る風景が見られる。観光地でありながら、地元の日常と密接に関わっている点が面白い。

最後に、踏切を越えると、狛犬ではなく大きな稲生狐が待っている。しかも、本殿の賽銭箱の横には200体以上の狐の陶器が並んでいて、その圧倒的な数に驚かされる。まるで「狐の大集会」のような光景だ。

鉄道と神社、歴史と日常が交差するこの場所は、鉄道ファンでなくても楽しめるスポット。ぜひ訪れてみては。


粟津稲生神社
〒693-0065 出雲市平野町921

2024.12.14

雪やこんこ

昨夜から早朝まで霰混じりの激しい雷雨。
天気予報どおりの雪となった。
朝になり解けているかと思いきや、外にはまだ雪が。
先週スタッドレスタイヤに交換したので一安心。
高速道路のライブカメラを見ると山間部ではあちこち画像が雪雪雪。
都市部から地方へ移動する際は、冬タイヤを装着していないと高速からおろされてしまうので注意が必要。

里の山はまだまだ紅葉が残っているので、もう少し雪が降れば秋冬の美しい境界線がみられそうだ。
今日が仕事で残念だな。

 

国道9号線を通過する際、いつも気になっていた場所へ。

白亜の洋館風な建物に「LoveLove」と朱書きされた文字が一際目立つ純喫茶。その名も「軽食喫茶ラブラブ」
扉をあけると、昭和の時代にタイムスリップしたのかと思うほどクラシカルな空間が迎えてくれる。

創業当初からあるという「イタリアンスパゲッティ」を注文。準備されたフォークが紙ナプキンでクルクルっと巻かれていて幼少期の記憶の引出しが開く。熱々の鉄板にのったスパイシーなトマトソースのパスタ、真ん中に卵の黄身がポトンとのせてあり絡めてたべるととても懐かしい味。

お店の雰囲気、料理、接客、全てが最高なお店。今年77になる父、連れて行ったら絶対喜ぶだろうな。

 

Iターン女子 会員No.129

プリン

鳥取からきました。移住者目線で日々の暮らしを綴っていきます。立派な地元民になるべく発見探検するぞ。