プリンIターン女子 会員No.129

2024.11.27

出雲弁⑪

今日は昼休みに、先輩の話で腹筋が鍛えられるほど笑った。
あまりに面白かったので、書いてるそばから思い出し笑い 笑

その話のタイトルは「寒いネコ」。

ある日、庭にネコがいるのを発見した孫が、おじいちゃんに報告する場面からスタート。

孫:「おじいちゃん、そこ見て!ネコがおるよ!」
爺:「さ(それ)、さむいネコだわね」

孫:「寒いの?今日そんなに寒くないけど」
爺:「寒いだなしに、さむいネコだわね」
孫:「?」

実は、「寒いネコ」の正体は、「シャム猫」!
出雲弁で「シャム猫」と発音してもらうと「さむいネコ」って本当に聞こえるの。
いやほんとに面白すぎて腹筋がやばかった 笑

2024.11.22

身土不二

郵便局で地元産の野菜や加工品が販売されているのをよく見かける。
地域活性や地元産品の販路拡大を目的とした取組みの一環なのだとか。便利で親しみやすい郵便局での販売は、とてもいいアイデアだと思う。

新発売の記念切手を物色するのとは別の、待ち時間中の楽しみができた。商品には地元産の野菜、ジャムやお菓子、梅干しや乾物といった加工品などさまざま。
ここに生産者さんの人柄が伝わる手作りPOPがほしいかもと、昔の職業病がうずうず。

陳列コーナーをグルっとひと回りして、商品をひとつ購入。
田舎では近所からいただくことが多い「ギンナン」。銀杏の木の下であの独特な匂いに鼻をつまみながら拾い集めた実を、何度も洗って干してこの状態にするまでの下手間を考えると数百円という値段は破格だ。

この「ギンナン」便利で簡単な調理法がある。
教えてもらってからというもの、茶碗蒸しのフタによけていた私が好んで食べるようになったくらい。「自分の年より多く食べると中毒が出るけん食べ過ぎたらいけんよ」と祖父が言っていたが実際どうなんだろう。

そのとき祖父から習った言葉「身土不二(しんどふじ)」
「身体(身)と住んでいる場所(土)は切り離せない(不二)」
その土地でとれたものを、旬のときにいただくことは身体によいという意味らしい。寒暖差の激しいこの頃、体調を崩される方が身近で増えてきた。毎日の食事になにか一品、出雲産のものをいただくことを習慣づけようかな。

 


 

レンチンギンナン

①殻のままのギンナンを封筒に入れる(20個くらい)
②封筒の端を2回折り封をする
③電子レンジ500Wで30秒
④ピスタチオのように殻と薄皮を剥いて塩少々
⑤完成。いただきます!

 

2024.11.20

KIRARA

週末の朝。
紅葉狩りへ向かう途中、小腹が空いたので道の駅に寄り道。
いや、あえての立寄りといったほうが正しいのかも。

鳥取-島根を繋ぐ、山陰自動車道には途中断絶区間があるため、
東へ向かうなら出雲インターか、斐川インター、
西へ向かうなら出雲多伎インターから乗る。
目的地が明確でないドライブなら、国道9号日本海沿いをひたすら走るのもおすすめ。

西へ向かう旅のおともにもってこいなのが、道の駅 キララ多伎の「キララベーカリー」のパン。
個人的なおすすめは、多伎の特産品イチジクをつかったパンと、パリッとふんわりが同居する塩バターパン。
そしてお店1番人気商品のパニーニ。

このサイズ、ボリュームでこの値段は少し高くないかと感じるが、食べて納得するお値段。
営業開始が7時半というのも嬉しい。
オーシャンビューの店内でイートインもできるが、海側に停めた車の中で、お気に入りの音楽と波の音を聴きながらパニーニ片手に、ホットカフェラテ。海と空の境界線、長い雲をつくりながら飛んでいく飛行機を眺めてたら、あっという間に1時間過ぎていた。

紅葉もいいけど、海辺でのんびり過ごすこんな時間もまた格別だ。


2024.11.08

西浜芋

職場の福利厚生の一環で、湖陵にある圃場で6月に苗植えをしたサツマイモが収穫の時期を迎えた。

前日までの大雨をまったく感じない乾いた砂地一面に、大きく育った芋づる。鎌でつるを刈り取ったあと、うねに覆いかぶさった黒いマルチシートを剥取り、トラクターで軽くすきこむ。

下準備が終わると、いよいよお待ちかねの芋掘りタイムだ。
石見銀山の芋代官が伝えたという西浜芋たちは、海のミネラル分をたくさん吸収して大きくなったかな。

ふかふかの砂地でも根がしっかりはってるのか、なかなか抜けない。 “大きなカブ” の絵本のワンシーンを思い出す。うんとこしょ、どっこいしょとひっぱって抜けたカブ、いや、サツマイモは、大きいのから小さいのまでビッシリ。幼稚園の遠足以来ぶりの芋掘り、楽しすぎてあっという間に終了してしまった。

終収穫してすぐよりも、2〜3ヶ月冷暗所に寝かせておいてからのほうが甘くなるのだとか。自分で堀ったサツマイモ、愛着が湧いて食べづらいなと思いながらもクックパッドでレシピを探すのであった 笑

Iターン女子 会員No.129

プリン

鳥取からきました。移住者目線で日々の暮らしを綴っていきます。立派な地元民になるべく発見探検するぞ。