島根県でイチゴの産地といえば?
いちばんに安来市を思い浮かべる方が多いのではないだろうか。かく言う私も、県外の友人に発送するときは、安来市にある「道の駅あらエッサ」まで足を運ぶ。安来では「苺一縁(いちごいちえ)」というキャッチーなフレーズとともに、イチゴは縁結びのラッキーアイテムになっているそう。縁結びの地、島根県ならではの言葉遊びが面白い。
話が脱線してしまったので本題へ戻そう。
先日4種類のイチゴ詰合せセットをいただいたのだが、色、形、大きさとともにパッケージに貼られた品種シールをみて驚いた。「島根県出雲産」紅ほっぺ、かおり野、天使のいちご、スターナイト。初めてみる品種名もさることながら「え、出雲産?」出雲にイチゴ農家があることを初めて知ることとなった。
生産者である「春日さんちのいちご園」を検索してみると、出雲市西園とある。まだまだ土地勘がないので、あの辺りかという想像はつかないが、ブドウではないイチゴのビニールハウスがあったりするのかな。
苗から花が咲き、実になり、収穫から出荷まで、想像以上にコスト、労力、手間がかかる。消費者目線では単価が高いと感じるだろうが、父方の祖父母がイチゴ農家をしていたこともあり、安価なほうだと個人的には思う。春日さんちの作業風景を想像しながら一粒一粒味わっていただいた。来年は出雲から出雲産イチゴを友人に送ることにしよう。