先輩Iターン女子の声

ゆりをIターン女子 会員No.048

2019.05.31

鷺浦の町

前回の続きです!

 

鷺浦のギャラリー「ボーっと」に行きました!

ここは不定期でギャラリーやカフェをされているそうで、この日はカフェをされていました。

お店は板壁に石州瓦の小さな2階建ての建物で、2階が6畳一間のカフェスペースになっていました。

階段を上がると写真のように大きく海側・山側にとられた窓から風が抜けてすごく気持ちよかったです!

ここで昼寝したら最高だろうなぁ…と思いつつ、コーヒーを飲んでしばらくボーっとしていました。

海を眺めながらボーっとするのって、何でこんな充実した気持ちになるんですかね!

本当に素敵なひとときでした。

 

ボーっとした後はお店の方に聞いた塩づくりも見学してきました!

この地区では昔ながらの製法で塩づくりをされています。その塩づくりの場所は廃校になった木造の小学校!…の小屋!

港から歩いて15分程度の場所にあります。

最初はどこにあるか分かりませんでしたが、先ほどのカフェで出会った方がここで塩づくりをされていて声をかけてくださいました!

なんという偶然!笑

そこで塩づくりについてお話ししてくださいました。

手作りの窯で海水を炊き上げ、にがりを除去して乾燥させ、アラメのうまみ成分を含ませて「鵜鷺の藻塩」の完成です!

さらっと書きましたが、すごく手間ひまのかかる工程なのです。

実際のにがりや乾燥前の塩なども試食?させていただいたり塩づくりの現場を見させていただいたりして、この塩を使って料理をしてみたくなりました!

今までスーパーで買い物をする時は価格のことばかり考えて商品を選んでいましたが、これからは地域で生産されたものを知って実際に使って楽しむのも良いな〜と思いました。

もちろんこれは地域文化を守ることや地域の活性化に繋がると思いますが、何より日々の生活が楽しくなりそうですよね!

近いうちに藻塩をゲットしたいと思います!

 

今回鷺浦の町を歩いて、港町での仕事や暮らしぶりに少しだけ触れることができました。

自分が今まで知らなかった生活の基準や楽しさがきっとまだ沢山ありますが、少しずつでも知っていけたら良いなぁと思います。