2025.04.20
焼肉むべ
出雲市駅から徒歩3分。
「焼肉むべ」へ行ってきた。店内は温かみのある内装で落ち着いた雰囲気。座敷に案内され、靴を脱いでゆっくりくつろぎながら注文。
まずはサムギョプサル。厚切りの豚バラ肉が鉄板の上でじゅうじゅうと音を立てる。自分でハサミを使って肉を切るスタイル。ちょっとしたライブ感があり楽しい。焼き上がった肉をサンチュに包み、キムチやニンニク、ネギ、味噌と一緒に巻いて食べる。ジューシーで香ばしく、野菜のシャキシャキ感と合わさって、何個でも食べれる美味しさ。
次にビビンバ。ご飯とナムルを一緒に箸で食べようとしたら、コチュジャンごと全体をスプーンでよくかき混ぜて食べるのだと教わる。韓国語で「ごはん」は「パ(밥)」と発音するのだそう。「ビビンバ」は正確には「ピビンパ」と呼ばれ、「混ぜるごはん」という意味になる。ちなみに「クッパ」は韓国語で「スープごはん」の意味らしい。
焼肉メニューには、地元、島根県産のしまね和牛が使われている。ホルモンやレバーも新鮮でクセがなく、噛むごとに旨味が広がる。上質な焼肉と韓国料理の両方が本格的に楽しめるのがこの店の魅力だ。
接客も丁寧で、料理の説明やおすすめも気さくに教えてくれる。初めてでも居心地が良く、地元の常連さんが多いのも納得だ。家でごはんを食べる感覚に近いのかもしれない。次回はさらに多くのメニューを制覇したい。店名の由来も気になるところ。「むべ」って果物の名前だったような。次回ママさんに聞いてみよう。
焼肉むべ