先輩Iターン女子の声
IzumiIターン女子 会員No.041
出雲で過ごして思うこと
出雲に来て1年半。
仕事して、色々な観光地に行って、お茶のお稽古にも通ったり、美味しいものもたくさん食べました。沢山の人と出会えました。
四季を感じる、その土地の文化と歴史を学ぶ、ぼんやり空を見上げる、道端に咲く花を愛でる、人と触れ合う、とても大切な時間だと思います。
出雲には、とても美しいものが沢山あって、私はその中でも、晴れた日に斐伊川の土手から眺める景色が一番好きです。オススメの観光スポットも色々あるけれど、斐伊川土手から眺める雲南方面の景色を特に見ていただきたいです。土手には、野花が咲いていて、心がとても穏やかになります。
大阪に住む大切な人たちにも、出雲のことを沢山話したいと思います。
松江水燈路
松江の興雲閣で、シャンパーニュのイベントがあったので、行ってきました。この日は、松江周辺で水燈路イベントもあり、道には夜闇を照らす灯籠がたくさんありました。
ふんわりとした灯はとても美しく、シャンパーニュを飲んでから歩くその道は、夢心地でした。
どぶろく祭り
佐香神社で毎年催される、どぶろく祭りに行ってきました。
佐香神社は、一畑電鉄の一畑口駅から徒歩5分程の場所にあります。夕方の田園風景の中に、趣のある大きな鳥居が現れ、その向こうに見える神社へと続く石階段と灯が見える光景は、なんとも素敵でした。
さて、このどぶろく祭りとは、佐香神社(松尾神社)は、酒造りの神様として知られていて、毎年この時期に、その年初めてできた日本酒を杜氏が神様に奉納するのだそです。そして、そのどぶろくを振舞い、神楽を行う地域の伝統行事なのです。
この時、初めて神楽を観ることができました。こうして、伝統行事を行い伝え、大切にしたいくことは、とても大切なことだと感じました。
佐香神社もそうですが、島根の神社や、観光地とされている場所も、必要な修繕は施すものの、過度なことはせず、時の経過とともに出る趣をそのままに守ってこられているように思います。それは、地元の方々の郷への想いを感じます。私が、島根に惹かれる理由の一つです。
花
お花をいただいたので、花器に飾りました。
初心者なので、あまり上手ではありませんが、こうして部屋にお花があると、とても和やかな気分になります。お花をくれた方の気持ちも共にあるように感じます。
こうして、花を愛でることをするようになったのは、出雲に来てから。大切なものを得た気がします。
多伎いちじく
出雲市多伎町には、多伎いちじくというブランドいちじくがあります。
市場に出回る時期は、他のいちじくと少しずれた9月初旬頃からです。
出雲の皆さんは、いちじくは自宅の庭や隣近所の木になっていて、子供の頃からそれをもいで食べていたそうで、今更あまりいちじくにテンションは上がらないというご意見もちらほら(笑) 大阪市内で暮らしていた私は、テンション上がりまくりです!
いちじくは、出雲に来てから好きになった食べ物の一つ。機会があれば、ぜひ多伎いちじくをお召し上がりください!