先輩Iターン女子の声
usamiIターン女子 会員No.047
優しい島根の人
さて、今日はもう1記事。
前回のブログに書いたように、フランス人女性のお友達ができた物件下見旅行。今回の行き来はお金に余裕がなかった+好奇心から夜行バスでの旅です。
ちなみに、東京⇄島根は13時間かかります。案外寝てればすぐですけどね
そうして出雲市駅でバス待ちをしていた私ですが、ふと、「家にある神棚に榊を買って帰りたいな」と思いました。ご存知の方もいるかもしれませんが、関東で売られている榊は「姫榊(ひさかき)」といって、「本榊」よりも小ぶりで葉っぱがギザギザしている榊です。
個人的には伝統ある本榊のほうが好きですし、持ちも良い気がするのでぜひとも買って帰りたいところ(関東では本榊は仕入れすらないのです…)。
が…!!
花屋が!!
見つからない!!!
「駅には花屋があるもの」という固定観念に囚われまくっていた私は、駅側にあるたこ焼き屋さんへ慌てて花屋や榊が売ってそうな店を聞き込みます。
「花屋は少し離れたところにあるけど、もうこの時間(18時近く)は閉まっとるけんね。スーパーも置いてあるか分からんし、ここから徒歩15分はかかるよ」
アッ ハイ( ˙-˙ )
あと40分くらいでバスが来てしまうので、それなら致し方なしと諦めてたこ焼きを注文し夕飯を頂こうとしていたら、お店番のおばちゃんが
「私もう仕事上がりやから、車でスーパーまで乗せたるよ!」
お、おばちゃん…!!(;ω;)
ということで車に乗せていただき、奇跡的に売っていた榊を無事にGETすることができました!もちろん夜行バスにも間に合いました〜!おばちゃん、本当に有難うございました!!今度改めてご挨拶に向かう予定です^^
島根に引っ越す前も引っ越したあともそんな出会いばかりで、色々な方に助けられて生きていることを日々実感しているusamiでした。
物件を下見したときの話
こんばんは、職場の方に「出雲大社から歩いて帰った」と言ったら驚かれたusamiです。1時間30分は全然歩ける距離だと思うのですが……
さて、今回は紹介いただいた物件確認のために再度島根へやってきたときのお話でも。
出雲大社へ再度ご挨拶に行こうと思い、駅でバス待ちをしていたときのことです。私の後ろにいた一人旅行中らしき美しい外国人女性から「このバスは出雲大社に行きますか?」と英語で尋ねられました。
が、私の英語力は2です。
比喩ではなく、中学英語が2です。
それでもなんとか「Izumo-taisha」という単語が聞こえたので「Yes! Go to Izumo-taisha!!」と元気に返しておきました。とりあえず伝わったようで、来たバスへ一緒に乗り込み、大社前のバス停で彼女へ「This bus stop」と単語を繋ぎ合わせた中学英語(2)でなんとか伝え、一緒に降り、そのまま「Have a nice trip!」となるところ
でした……が……
大社の鳥居を過ぎ、祓処でお参りをしようとする私!
どこに行っていいのかと不安そうに辺りを見回す外国人女性!
話しかけるべきか迷う私!
……結局、急いでスマートフォンに翻訳アプリを入れ、「良ければ一緒に回りませんか?」とお誘いに至りました。笑顔で頷いてくれた女性に、YES=頷くというアクションが英語圏共通なことに感謝しつつ出雲大社を一緒に回ることに。
翻訳アプリを駆使してお話したところ、どうやらパリジェンヌで医療関係のお仕事をしていらっしゃる方の様子。かねてから日本の寺社仏閣に興味があり、1ヶ月ほどの長期休暇を使って島根や隠岐の島、京都、東京など日本を回る予定だそう。
フランスはキリスト教圏内ですが、一神教よりも日本の八百万の神の考え方のほうが好きだということや、分かりやすい観光地よりその国の人たちが生活している(こちらからすれば)至って普通の街並みを見るほうが好きだということなども話してくれて、考え方の多様性を改めて実感した出来事でした。
その後、その子とはお友達になり、一緒にお昼を食べたり、大社前にある石のお店で色違いのブレスレットを購入したり、私が東京に戻ったあと再度合流して渋谷で遊んだり家に招待したり花火をしたりして、良い夏の想い出となりました(^=^)
次は私がフランスに行く番!
ですがその前に、彼女が私と別れたあと行ったらしい隠岐の島をすごくプッシュしてくれたので、とりあえず先にそちらに行ってみたいです(笑)
島根の位置+お部屋について
こんばんは、東京の友達からLINEで「島根は赤道近いから暖かいでしょ?」とメッセージをもらったusamiです。君は島根がどこにあると思っているんだ???まあ私も人のこと言えませんでしたが
今回はお部屋についてお話ししたいと思います~。
約3ヶ月前まで東京の田園都市線沿いに住んでいた私ですが、そのときのアパートは
・1K(6畳)
・備え付け1口コンロ
・ユニットバス
・収納は極狭0.5畳のみ
・ベランダにしか置けない洗濯機
・ベランダスペース狭
・インターホンなし
・駅徒歩10分
→62,000円
……という「まあそんなもんだよね」と言われる感じの部屋でした。
もちろん物を置くスペースが無いのでロフトベッドや突っ張り棚などを駆使して、なんとか生活できるレベルです。最初は「うわ狭!」と思っていた部屋でも慣れとは恐ろしいもので「こんなもんだよね」と感覚を麻痺させ暮らしていたのですが。
前回お話しした方に紹介いただいた物件が、なんと
・2LDK
・2〜3口コンロスペースあり
・バストイレ別
・独立洗面台あり
・押入れ収納あり
・コンビニ目前
・室内洗濯機置き場
・通常ベランダスペースあり
・映像付きインターホンあり
・駐車場1台付
・鳴かない動物なら飼育可
→45,000円
という、今までとは比べものにならない好物件。
えっ……天国……???
しかも、出雲市Iターン助成金で家賃半額補助がでることが判明。※上限・条件あり
えっ……わたし明日死ぬの……????
という感じで、ドッキリや幸せの反動を恐れつつ即決。8月頭に旅行して、その末日には再度島根に来て物件を見せていただき住処が決定、という怒涛の流れでした。
次回は、物件を見に来たときに出会ったフランス人の女性の話でも!
ちなみに、未だドッキリのネタバラシも幸せの反動にも遭遇しておらず、無事に生きていることを報告いたします。
それでは、また!
キャベツの値段+引っ越しについて
こんばんは、先日スーパーで「キャベツ 580円」の表記を見て「東京より高いな~」と思っていたら、単位が「箱(in8玉)」だったことに衝撃を受けたウサミです。
前回、経緯について書いたので、今回は引っ越しについてでも。
旅行して「出雲に住もう」となったあと、一番に考えなければならないのが住居。……のはずなのですが。旅行をしたときに親切にして頂いた方が物件を所持しており、そこをお借りすることになったので即☆解☆決☆
なので、
引っ越しについては以上!
というのも味気ないですし、その親切にして頂いた方とは本当にご縁としか言えない出会いをしましたので少しお話ししたいと思います。
私が初めて出雲へ旅行に来た日、出雲大社前のどこかで夕飯を食べようと思い参道から旅館までの道を歩いていました。出雲市駅周辺で食べれば良かったものを、「参道で食べてそのまま歩いて旅館に行けばいいや」とものぐさを発揮した結果です。
が。
時刻は18時を回ったところ…!
店はどこも閉まってる…!
雨も降ってきた…!
道は驚くほど真っ暗…!
コンビニは2km先…!
スーツケースの荷物は重い…!
という感じで半泣きで途方に暮れつつ歩いていると、あるお店の軒先で地元人らしき数人の方々が撮影のお仕事をしていました。文字通り闇夜に灯火だったので、「すみませんが夕飯を食べることができるところご存知でしょうか……」と恐る恐る尋ねてみたところ、「迷子?大丈夫??」「とりあえずここ座って」「アイス食べる?」という驚きの高待遇。
しかも、ちょうど私の前にも女性二人組が同じように夕飯を食べられる場所を探していて居酒屋にお送りしたばかりらしく、私も同じ店に車で送っていただけることに。翌日、改めてお礼に伺って出雲のことを色々とお聞きして……という流れで物件もご紹介いただけたのでした。
旅の恥はかき捨てだと思って声をおかけしたのですが、かき捨てどころかそこからご縁が繋がることもあるのだなあと思い、行動することの大切さを実感した出来事でした。
ちなみに私と同じように夕飯の店を聞いていた女性二人とは居酒屋で合流し、旅館が一緒だったこともあって仲良くなり、連絡先を交換したり引っ越す前に再度合流して一緒に遊んだりして、今でもお友達でいてくださってます(^=^)
次回はお部屋について書けたらと思ってます。
それでは!
初めまして+引っ越しの経緯
2ヶ月前に東京から出雲へ引っ越してきました、ウサミと言います。
映像・デザイン全般を仕事に、白兎の赤根さんと単車のくーちゃんと一緒にのんびり生きてます。住み始めて分かったことや感じたこと、引っ越すキッカケなど赤裸々に綴っていこうと思いますので、宜しくお願いします。
さて、まずは引っ越しの経緯についてなのですが。
引っ越すことに決めたときも、引っ越しをしたあとも、周囲の方や友達からは必ずと言っていいほど「なんで島根?」と聞かれます。
それ、私も知りたいんですよね。
もともと神様や神社が好きで、前の会社を辞めた際に「そうだ、西日本の神様に会いに行こう」と思い立ち大安吉日に単独決行。実は出雲大社の場所を調べるまでは「出雲ってどこ?鳥取だっけ?」という状態でした 😆 市の職員さんに怒られそう
そうして伏見稲荷→出雲大社→厳島神社と巡り、出雲の空気に落ち着きを感じたり、とある方々とのご縁があったり、東京の空気に喉をやられていたり、ちょうど仕事も辞めたりしていたことで「じゃあ仕事見つけて出雲に住むかな」となったので、「なんで島根?」「どうして出雲?」と聞かれても私自身いまだに不思議ですし、「勝手にご縁を感じて…」としか言いようがないのです。
明確な決定打があったというより、水が上から下へ流れるのに似た感じでしょうか?
そんな感じで引っ越し、右も左も分からず友達も居ない出雲生活がスタートしました〜。
引っ越しや新居については、また次回!