先輩Iターン女子の声

ターン紅子Iターン女子 会員No.064

出雲に移住して3年目になり、ブログ発信も最終回となりました。

 

今までのブログでお伝えしてきたように

出雲はほどよく都会で自然が豊かで。

ストレス少なく暮らせるまちです。

 

ただ、京都で働いていた頃と比べるとお給料はだいぶ減ったし、

(長く勤めて積み上げてきたものを手放したうえ、まちの規模がお給料に影響しやすい仕事なので)

ビジネスライクなお付き合いではなく素の自分でのお付き合いを求められて

自分のコミュニケーション力や人間力のなさにへこむこともあったし、

暮らしにくさを感じることもたくさんありました。

 

でも、お金がないならないで工夫するようになって貯金できるようになったし、

コミュニケーション力や人間力のなさに気づけたおかげで

多少は向上させることができた気がしています。

 

きっとどこにも良いとこばかりのエデンなんてなくて

暮らしにくいと感じるところはあると思うのですが、

それは自分が変わるチャンスなのかもしれませんね。

私はいい方向に自分を変えられて出雲で暮らして良かったなと思ってます。

 

まだまだ出雲でやってみたいことがたくさんあるので、

3年目の出雲ぐらしも楽しんでいこうと思います。

 

今までありがとうございました。

出雲で暮らすようになってから、

・雪の日の通勤に

・電車+自転車の遠出サイクリングに

・すてきなお店がいっぱいの松江しんじ湖温泉駅エリアへのお出掛けに

と、わりとよく一畑電車を利用させていただいています。

 

他社で役目を終えた中古車両を導入されていることもあって

いろんな車両が走っているのですが、

その中で勝手に名前をつけて

ありがたがっている車両が2つありまして。

 

ひとつは全席が宍道湖側を眺めるように配置された

デラックス車両レイクビュー号。

各席にドリンクやお菓子を置けるテーブルがあって、

コロナさえなければ宍道湖を眺めながらお菓子&お茶を楽しみたい車両です。

宍道湖畔を離れると住宅街を眺めるだけの景色になってしまうのですが、

ちょっとまぬけなその感じもかわいいのです。

 

もうひとつは2人がけ席と4人がけ席が仕切られている

デラックス車両個室号。

高級感があってゆったりできるところがお気に入りです。

 

先日、雪の日通勤に一畑電車を利用したところ

行きはレイクビュー号、帰りは個室号にあたって

テンション上がってしまいました(笑)

 

一畑電車は1日乗り放題のチケットがあったり、

松江フォーゲルパークの入園券とセットになったお得なチケットがあったり、

自転車持ち込みができるチケットがあったりと、

いろんな楽しみ方ができておすすめですよ。

ふるさと島根定住財団さんが移住希望者に発行してくれる「U・Iターン応援カード」。

気づけば移住1年以内の人も発行してもらえるようにパワーアップしていましたよ〜!

 

このカードを提示するとあちこちで優待を受けられるんですが、

その中でもお得だなぁと思うのが

出雲市駅のすぐ近くにあるクラフトビールのお店IZUMO BREWING CO.さん。

 

なんと、厳選オススメクラフトビールを一杯サービスしてくれるんですって!

 

詳しい特典や発行方法は定住財団さんのサイトでチェックしてみてくださいね。

無料で発行してもらえて、とってもお得なのでおすすめです!

https://www.kurashimanet.jp/support/card/

温泉好きなら、きっと誰もが心躍らせるであろうワード「雪見温泉」。

出雲に雪が積もった昨日、偶然にも有休でのんびりしていたので出雲市駅横のらんぷの湯で雪見温泉を満喫してきました。

 

雪の積もった竹林を望む露天風呂で、どんどん降ってくる雪と、温泉からたちのぼる湯気をぼんやり眺めて、掛け流しの温泉でほっかほかにあたたまるってそれはそれはもう幸せで…。

 

出雲には雪見風呂を楽しめるすてきな温泉施設がたくさんあって、年に何度か雪見温泉を楽しめるチャンスがあるところ、すっごくすっごく気に入ってます。

JRと一畑電車は1時間に1本ペース、バスはもっと本数が少ないうえに終バスが早くて仕事がえりや飲み会がえりに使えなかったりと、出雲は公共交通機関だけの暮らしは不便です。

 

高齢者が車を手放した後も暮らしが成立するのかな…とか、

出雲市がゼロカーボンシティを目指すなら公共交通機関を充実させてバスや電車に乗り合わせて動ける環境を整えたらいいのにな…とか、

車を持たなくても暮らせるまちづくりは移住・定住促進にもつながるだろうにな(都会に比べると収入が落ちるうえに都会では不要な車の維持費を捻出するのは家計に大打撃)…とか、

カーシェアやグリーンスローモビリティを導入して現状の公共交通機関でフォローできないところもサポートしてくれたらいいのにな…とか、

個人的な意見として理想に思うことはたくさんあるけれど、公共交通機関はいつも利用者が少なくていま以上に充実させるのは難しそうだし、むしろ私の老後まで現状を維持できるのかな?と不安を感じていました。

 

ただ、少し前に出雲市さんから無作為に抽出した方へ…的な公共交通機関に関するアンケートが届きまして。

そのアンケートの内容から、高齢化が進んで車を手放した後も暮らしていける出雲市をつくるために公共交通機関をどうすればいいのか考えようとしてる気配が伝わってきて、希望の光を感じました。

 

今はまだ車を持たない暮らしをする人はごくごく少数(わたしは持たない派です)な出雲市ですが、公共交通機関が充実して、車を持たない選択が当たり前にできるようになって、持続可能なまちづくりが進むといいなと思います。

Iターン女子 会員No.064

ターン紅子

島根県浜田市出身、長崎と京都を回遊して出雲へ。おいしいもの、絶景、温泉、石見神楽が大好きです。