2024.08.15
贅沢なくらし
前の晩、寝落ちして4時に目が覚めた。
いつもなら二度寝するが、外をみると満点の星。ペルセウス座流星群、皆さん見れたかな。少しずつ明るくなりはじめた東の地平線上に、のぼりはじめた冬のオリオン座がいる。さっきまで燦々と輝いていた星が、明るさを失い空に溶け込んでいくこの時間はすきだ。
街灯りもほどほどにあるというのに、出雲は星がよく見える。星がよく見える、といっても地方と都市部では感覚が違うことも。学生時代に大阪で暮らしていたとき、ホームシックになった私を友人が連れ出してくれた場所は、星が一番きれいに見えるという山の高台。今日は最高だと喜ぶ友人とは裏腹に、1等星がぼんやりと輝く空。手を伸ばせば星に届きそうな、無数に降ってくるようなあの感覚はそこにはなかった。
先住地の鳥取県は星取県というネーミングで星空を全面的にアピールしている。大山観光局では星空と写真を使った、記憶と記録に残る面白いツアーがあり、県内外、海外のお客様からも好評だ。出雲市の星空撮影スポットといえば、稲佐の浜や日御碕が有名だが、なにか観光ツアーがあったりするのだろうか。
しかしながらいつもの日常生活で、玄関の扉をあけて空を見上げれば満天の星。住居が2階ということもあり、カーテンを開けて星を眺めながらベッドで眠りにつくこともある。なんとも贅沢なくらしだが、日の出より前に起きないとシミ・そばかすが確実に増えるな 笑