先輩Iターン女子の声
どんこさんIターン女子 会員No.079
生酛造り🍶
日本酒の生酛(きもと)づくりとは、簡単にいうと、自然の力を活用した、昔ながらの手作業で日本酒を造る製法です。
日本酒を造る過程に「酒母造り」があります。
酒母とは、蒸した米と水に麹、酵母、乳酸菌を加えたもので、酵母を培養することによって日本酒の発酵の元になるものです。この酒母が、日本酒の原型である「醪(もろみ)」のベースになります。
生酛は、その酒母となる米や米麹をすり潰し(この作業を「山卸し」といいます。)、溶かしてドロドロの液体にして、空気中や蔵の壁、天井など自然に自生する乳酸菌を取り入れ乳酸菌が発生しやすい環境を作り、増やしていく製法です。
「山卸し」は、この寒い時期に深夜から早朝にかけて1日に何度も酒米をかき回し、すり潰さなければならない重労働です。
当蔵では、それらを冬の酒造りの期間何度か行います。
野生を生き抜いてきたパワーのある酒の母が育てた子ども(日本酒)は、「複雑、野性味、自然の力」が存分に感じられます。
それがコクを生み、味わいが濃醇になると言われている理由です。だからこそ、燗酒にすることでさらに膨らみ、おいしくなるとも言われています。
ぜひ【無窮天穏】の深い深い味わいの向う側に、微生物の営みと力強さと、出雲男子の屈強さを想像して、出雲の味をもっと味わって頂きたいと思います。
下の写真は、奥出雲産の酒米で、蒸す直前のものです。この【縁の舞】という酒米は、蒸してる時の蒸気の香りが凄く華やかで素敵な時間です(*´︶`*)
部分月蝕🌔
全国各地でゆっくり観られた方々も多いかとは思いますが、ここ出雲でもまったりと月蝕観察できました😊
約半年に1回月食はあります。しかし、前回は雨で残念ながら観れませんでした。
今夜は晴れていて、しかも98%も月蝕というほぼ皆既月食と言ってもいい程の素敵な部分月蝕日和🌔
どこで観ようか迷いましたが、出雲ドームの駐車場で出雲ドームと月コラボ💕
一眼レフで撮ろうとしたら、まさかのSDカードを家に忘れるという失態をやらかしてしまいましたが、スマホでなんとなく雰囲気がお伝えできたらなと思います♡
数時間かけて欠けて満ちていく月は、優しくて幻想的でとても最高でした(๑´`๑)♡
お酒の水🍶
出雲のお酒【天穏】のお酒の仕込み水は、全量、鼻高山系の伏流水を使用しています😊
山水のため清らかでミネラルの溶け込んだ中硬水の名水です。
その水汲み場の側に流れる川は、透明感抜群☆
今日も、木々はそよそよと優しく、川は静かに穏やかな風のように流れています(๑´`๑)
そう言えば、『杉玉』の元となる土台を杜氏から頂きました♪
が!
杉が手に入る予定が今のところないので、出雲のメガ・ドンキ・ホーテで買ったLEDテープを貼ってXmas仕様にしてみようと思います٩(๛ ˘ ³˘)۶
新酒のための杉玉をイルミネーションみたいにしちゃってゴメンナサイっ🙏
アケビ🍁
仕事から帰り、玄関の鍵を開けていると、お隣さんがひょっこり顔を出されて「おかえりぃ、アケビ食べる?」と声を掛けて下さいました♪
数日前から、「アケビ食べたいなぁ…」とかドライブしながら子どもと話をしていたので、びっくり嬉しい出来事でした😄
「中はそのまま食べて、外側はチャンプルにするといいわよぉ」とのことでした☆
お隣さんとの他愛もない会話が楽しい出雲です🎶
空の雲☁と、花🌼
絵に描いたような雲☁と、燃えるような夕焼け🌆
と、『あすっこの花🌼』
ふと思ったのですが、出雲の休憩時間は長いです。
農業法人では、10時と15時それぞれ30分。お昼1時間。
酒蔵では、朝休憩1時間、10時と15時それぞれ30分、お昼休憩は1時間半です。
今までの会社は、10時とか15時は10分程度でしたし、お昼休憩も45分というところもありましたので、最初、こんなに休憩させてもらってもいいの?(・・;)と、驚きました。
しっかり働いて、しっかりと休む。
それが、出雲式。
お茶は少しでも減ったら断るまでたされ、朝茶は断ってはいけないのがルール。
それが、出雲式。
お昼ご飯のことを「ちゅうめし」ということも、「さ」がよく「しゃ」と発音されることも、挨拶で「ただもの〜」ということも、「痛い」を「いたしぃ」ということも、初めて会った人でも、知り合いの知り合いとか…etc。
移住してそろそろ1年経とうとしていますが、日々、新たな発見が尽きません(♡˙³˙)
去年より、少しだけ出雲のことを知れたような気がしていますが、まだまだ、
まだまだ、まだまだ奥深いです、
出雲は。
タイトルと本文の脈絡が
全く関係なくて、ごめんなさい( •ω•ฅ).。.:*♡
十月桜🌸
出雲市佐田町に十月桜🌸が咲き始めていました♡
朝夕、肌寒いと感じる日がありますが、街路樹を見ても、山へドライブに行っても、ゆっくりと出雲の木々が色付き始め、空気が夏とは変わっていってるのが感じられます(*´︶`*)
昨年とは違う景色の中で見つけた綺麗な渓谷の側に、『柿』と【十月桜🌸】の、この時期だけの限定コラボレーション♡
素敵です☆
稲刈りも佳境🌾
お盆明けから始まった稲刈りも、気が付けば、もう佳境に入っています(๑•ᴗ•๑)
水稲を学びたいという思いから、5月から今の農業法人さんでお世話になっておりました。
ほんの数ヶ月前に、田植えをしたような、
でも、すごく、前にしたような、そんな、不思議な感覚です。
田植えの時もそうでしたが、今までみたことないような低さで飛行機✈がおりたってきて、こんなに近くで飛行機が真上に飛んでいるのを見たことがなかったので、出雲空港の側で作業をしている時、音が近くて、いつも見上げて「おぉーっ!」と驚嘆しておりましたが、稲刈り時期となった今では、わりと音には慣れてきたような気がします。
が、やはり、間近真上で飛行機を見ると、「流石に大きいなー」と、毎回思います。
あと数日で、出雲市斐川町での農業は終わり。
稲刈りが終わって、ここが麦畑に変身して、
水害にも勝った大豆の収穫もあって、
露地のあすっこも、水やりをしていると、「だいぶ大きくなってきたね」と、散歩途中のいろんな方々から、声を掛けて頂けるくらい、すごく成長してきました。
今の会社で、水稲栽培等で必要なこと、農業の基本的なことから、革新的なこと。土づくりの科学的なことから、機械の技術的な操作やメンテナンス。農業で稼ぐということ。それらを教わり、実践させて頂き、学ばさせて頂きました。
まだまだ、ここでやりたいことがあり、やりたらないことがありますが、それは、今後の自分の課題として、さらに、研鑽してやっていこうと思います。
出雲の2つの会社(酒造会社と農業法人)はどちらも、「家族が1番」と、みんなが言って、わたしの家族のことまで気をつかって下さったりします。
それに、どれだけみんなに迷惑をかけ、どれだけ救われたことでしょう。
また、11月から酒造会社に戻ります。
もう、酒母は造られ始め、本格的な仕込みはもう始まります。
お酒の原料であるお米のたった一粒の中に、どれだけの人が関わって、どれだけ人の手が入って、どれだけの思いや歴史がつまっていて、それを一滴のお酒にするのにも、どれだけの知識や技術や情熱が必要か。
全てに『感謝』しかありません。
話が広がり過ぎそうなので、ここら辺りで止めておきます。
とにかく、充実した至福な時間を過ごすことができました(๑´`๑)
悠久の朝🌄
出雲市内を流れる斐伊川にはいくつもの砂洲が大きな抽象模様をつくり、川に独特の風趣をそえています。
その砂洲は蛇の鱗を思わせ、川筋は曲がりくねり、両側には木々が繁り、その間を宍道湖の方角へ悠々と水が流れていきます。
日本最古の歴史書『古事記』に、ヤマタノオロチが登場しますが、その正体はこの斐伊川ともいわれていたりします。
穏やかなこの様子からはとても大蛇の姿は想像できませんが、大昔、この川が氾濫した時、オロチと比喩されるにふさわしい荒々しさを見せたのかもしれませんね。
人々にオロチと恐れられた、伝説が伝わる川。
真相はわかりませんが、激しく荒れ狂うような時があっても、しばらくすれば、今朝のように穏やかにゆったりと踊るような流れになり、そのサイクルは悠久の時を経ても変わらず、変わることなく、これからも続いていくんだろうなとロマンを感じた10月の出雲の朝です(*´︶`*)
出雲蕎麦の花⁂
出雲といえば、【出雲そば】(❁´3`❁) ♡
出雲そばとは、そばの実と甘皮まで全て挽いた「挽きぐるみ」と呼ばれるそば粉を使用します。 そのため色が濃く香りと風味が強いのが特徴です。 かめばかむほど味わいのあるそばを楽しまます。 そして、食べ方も独特で「割子そば」「釜揚げそば」が出雲ならではの食べ方です。←wikiより
神在月の出雲では、今がちょうど花ざかりです♡(✪▽✪)
コスモスのピンクや、名前はわかりませんが道端に咲いている黄色の花をあちらこちらで見かけますが、そばの真っ白な花の絨毯は、朝の光✧で神々しさを感じ、今、自分がいるのは、ココ、出雲なんだなとも感じます。
昨年はまだ出雲には住んでいませんでした。
1年で、あらゆることが変わります。
移住を検討中の方にお伝えしたいのは、出雲はポジティブな面が無限にあります。
しかも、それを見つけるのは、出雲ではとても簡単。ということ。
わたしは、できるだけポジティブ側にいたいので、そういうのを日々みつけて、発信していけたらいいなと思います♪
夕日も綺麗な出雲ですが、朝日も素敵ですよ♡*.+゜(๑´`๑)♡