山下Iターン女子 会員No.147

2025.07.31

出雲神庭米

ブログを開いてくださりありがとうございます。山下です。

先日、職場の方から勝部農産さんが作られている出雲神庭米をいただきました!

出雲で育つお米は美味しいと聞きますが、実はこうして食べるのは初めてのことでした。

お米が貴重な状況の中、このように譲ってくださってとてもありがたいです。

出雲神庭米は斐川町神庭で育てられたつや姫を品種とするお米です。

パッケージには出雲国風土記に登場するウヤツベノミコトが描かれています。ウヤツベノミコトは農耕を司る女神とされています。デザインがとても可愛いですね。

炊き上がりのふわっとした香りに食欲をそそられて、その場で少し味見をしてしまいました。旨みがぎゅっと詰まっていて、噛めば噛むほど甘みが口の中に広がっていきます。食感もふっくらしていてとても食べやすいです。そのまま食べても美味しいですが、おにぎりとして食べると海苔との相性が良くて驚きました。

部屋が炊き立てのお米の香りで包まれて幸せでした。

また炊き立ての香りを嗅ぐときが待ち遠しいです。

ブログを開いてくださりありがとうございます。山下です。

7/19~20にかけて斐川町の直江地域では夏祭りが開催されました。

夏祭りは金刀毘羅宮と旧道通りを中心に歩行者天国として様々な屋台が並びます。

金刀毘羅宮へ足を運ぶのは初詣以来でした。お正月や夏祭りの賑わいのある神社は普段とは違った雰囲気でいいですね。私はお祭りの屋台を端から端まで見ながら歩くことが好きです。何歳になっても屋台には心が躍ります。

まだ太陽が照りつける時間帯だったので、お目当ての屋台を回ったあとは一目散に涼しい場所へ退避していました。屋台の皆さまは暑い中本当にお疲れさまでした。

直江には「直江一式飾り」という文化が残っており、夏祭りの期間中にも実際に一式飾りを見ることができます。一式飾りとは、陶器や金物を用いて人物や情景を作り出すもので、出雲市の無形文化財にも指令されています。直江一色飾りは陶器のみで作られることが特徴です。なんと300年もの歴史があるそうです。戦国時代から続いている文化とは驚きです…。

出雲へ引っ越してきてからこうした夏祭りに参加するのは初めてなので、子供の頃のドキドキを久しぶりに味わうことができてとっても楽しかったです。

ブログを開いてくださりありがとうございます。山下です。

私のプロフィール写真の魚は「オイカワ」といいます。

以前一度ブログで婚姻色が綺麗だというような内容を書いたことがあるのですが、ちょうど5月から7月にかけてオイカワの婚姻色がピークになる時期です。

婚姻色というのは繁殖期を迎えたオスがメスにアピールするために、色鮮やかになった体色のことです。少し鳥の求愛に通じるものがありますね。

オイカワの婚姻色は体全体が青と緑が混ざったような色になり、ヒレやお腹に近い部分はピンク色になります。そして尻ビレ(尻尾に一番近いヒレ)が大きな花びらのような形に変化ます。私はこの婚姻色で彩られた魚たちが花のようだなと感じることもあり、「婚姻色を咲かせる」というような表現を使うことがあります。

ちなみに顔の周りに白いぶつぶつが見えることがあるかもしれませんが、それは「追星(おいぼし)」という婚姻色とともに現れる変化です。病気や怪我ではないのでご安心ください!

このブログに何度も登場している「宍道湖自然館ゴビウス」の大きな水槽では、美しい婚姻色を咲かせたオイカワたちがたくさん泳いでいて、普段よりも水槽内が華やかに感じます。

繁殖期のオスは縄張り意識が強く、オス同士で体をぶつけ合って争うこともあります。

初めて見ると思ったより激しい争いの様子に驚いてしまうかもしれません。

銀色一色で地味に思われがちな日本の川魚たちの普段とは相反する姿を、ぜひゴビウスでご覧になってください!!

Iターン女子 会員No.147

山下

淡水魚がすきです。川と魚と自然を中心に出雲の魅力を発信していきます。