日々のありふれた生活の中にあるほっこり
出雲な生活がスタートし、約1ヶ月。日々の生活の中で見つける小さな幸せが私をほっこりさせる。
今回はそんな「ほっこり」を2つ挙げる。それぞれ書いてて笑っちゃいそうなくらい当たり前のことなのに、それが出来る人が少ないのが今までの経験上とても多い。
1つ目は、すれ違う時に挨拶をする事。
挨拶は大事。よく顔を合わせる人や、ご近所関係であれば挨拶は当然のことではある。
しかし、出雲な生活の中で驚いたのは、特に学生達がすれ違いざまに気持ちの良い挨拶をしてくれる事だ。ご近所さんではないし、何度も顔を合わせた事があるわけでもないのに明るく通った声で「こんにちは!」と言ってくれる事が非常に多い。
挨拶ってとても素敵なものなのに、知らない間柄で急に挨拶するのは異質で警戒してしまいがちだ。関東での暮らしでは馴染みのなかったことなので最初は慣れずに、うまく返せなかったが、ここ最近では負けじとちゃんと挨拶が出来ている。と思う。
2つ目は、横断歩道に立つと車がちゃんと停まってくれる事。
これも歩道優先といっても当たり前のことではあるのに、関東で車が歩行者のために停まってくれる事なんてほとんどなくて、出雲に来て親切な車の多さに感動したのを覚えている。こういったところに出雲の方々の人としての余裕を感じる。
私の知り合いの方の話だと、島根旅行で1番印象的だったのは車の運転マナーの良さだったそう。その方は地方各地を周る中で、車の運転のしやすさでその土地の人となりがわかるという面白い持論に行き着き、結果島根県は良い人が多いと言っていたのをふと思い出した。
こんな風に、何気なく過ごす生活の中に「ほっこり」が多く見つかる出雲。
自分が今まで過ごしてきた地域との違いを感じる機会が多く、その度に出雲の良さに触れる事ができるのが嬉しい。また、ひとつずつ出雲な暮らしの中にある「ほっこり」を見つけていきたいなと思う。