先輩Iターン女子の声
プリンIターン女子 会員No.129
西浜芋
職場の福利厚生の一環で、湖陵にある圃場で6月に苗植えをしたサツマイモが収穫の時期を迎えた。
前日までの大雨をまったく感じない乾いた砂地一面に、大きく育った芋づる。鎌でつるを刈り取ったあと、うねに覆いかぶさった黒いマルチシートを剥取り、トラクターで軽くすきこむ。
下準備が終わると、いよいよお待ちかねの芋掘りタイムだ。
石見銀山の芋代官が伝えたという西浜芋たちは、海のミネラル分をたくさん吸収して大きくなったかな。
ふかふかの砂地でも根がしっかりはってるのか、なかなか抜けない。 “大きなカブ” の絵本のワンシーンを思い出す。うんとこしょ、どっこいしょとひっぱって抜けたカブ、いや、サツマイモは、大きいのから小さいのまでビッシリ。幼稚園の遠足以来ぶりの芋掘り、楽しすぎてあっという間に終了してしまった。
終収穫してすぐよりも、2〜3ヶ月冷暗所に寝かせておいてからのほうが甘くなるのだとか。自分で堀ったサツマイモ、愛着が湧いて食べづらいなと思いながらもクックパッドでレシピを探すのであった 笑
出雲弁⑩
年末調整の書類準備をするにあたり、ふるさと納税の返礼品のおすすめなど、会社で耳にすることが多くなった。
そういえば出雲市は蕎麦、ブドウ、ワイン以外にどんな返礼品があるんだろうと検索してみる。
以外にも富有柿、西条柿があり驚く。柿畑を見かけたことがあまりなかったが、平田地区は柿の産地のようだ。大昔、海底だったらしいこの地域はミネラル分を含んだ土壌で、甘くて触感の良い柿が収穫できるのだとか。
出雲の方は、渋のない甘い柿のことを「あじがき」というらしい。
イントネーションも独特で、発音に抑揚をつけて「が」の音を強調するといい感じに真似ることができる。
甘い柿なのに「あまがき」じゃないんだな 笑
ほうき星
いま話題の紫金山・アトラス彗星、ご覧になったかな。
10月4日までは観測が日の出前だったこともあり、眠い目をこすりながら東の空を探し、10月12日からは日没後の西の空にカメラを向ける。仕事前、仕事後にコーヒー片手に数時間空を見上げる、なんとも慌ただしく写真にどっぷり浸かる1ヶ月。
出雲は日本海に面しているので、星空撮影はとても楽しい。稲佐の浜や日御碕が星空撮影地として有名だが、私の個人的なおすすめは神戸川河口と、キララトゥーリマキ公園。ここは星撮りをしているヒトがほとんどいないのでのんびり撮影が楽しめるし、自撮りで遊んでも見られることがないので恥ずかしくない 笑
水平線に沈む太陽の位置を目印に、夕方1番明るい星、金星の少し右を探す。肉眼ではなかなか見つけにくいので、アプリを入れていない私はスマホをかざして探す。
スーっと尾のあるホウキ星が画面に現れると、それはもう興奮。
バズーカ砲のような大きなレンズでないと撮れないのかと尋ねられることがあるけれど、コツさえ知っていればスマホでも撮影できる。ナイトモードで最大秒数に設定、f値が変更できれば最小値に。あればスマホ用の三脚、なければ身近にあるものでスマホが動かないように固定。
タイマー機能があれば、シャッターボタンを押してダッシュしてポージング。今の時期、天の川を見上げる自撮り写真が撮れると楽しい。30秒動かないでジッとしてるのは結構難しいけど、ぜひチャレンジしてみてね。息はとめなくても大丈夫 笑
日本誕生のひみつ
大昔、日本列島はユーラシア大陸と地続きだった。
今の形ができはじめたのは1500万年前。
小学校、いや中学校だったか記憶は曖昧だが、日本列島が大陸からちぎれて今の形になったとことを皆が学んだことだろう。なんとその痕跡を出雲でみることができる。
出雲市小伊津にある「洗濯岩」。
海側にはシマシマ、ギザギザの凸凹の岩場があり、まさに洗濯板。山側は平衡感覚がおかしくなるような斜めの断層と、ゴツゴツした岩肌がみられる。
以前、日御碕灯台でみた四~六角柱が組合さった幾何学的な形状をした柱状節理とはまた違うものだ。柱状節理は流れでた溶岩が冷えて割れたものだが、こちらの洗濯岩はプレートに押された海底がドレープのようにヒダをつくり、海面上昇で地表に現れたものなのだとか。
痕跡を前にしても、なんとも想像しがたい壮大なスケールの地殻変動。神さまが三瓶山と大山に綱を結んで、4つの土地をひっぱってつなぎ合わせて島根半島ができたという「国引き神話」にも通じるものがあるような、ないような 笑
出雲のキツネ
出雲市では、様々な動物と遭遇する機会がある。
移住して間もない頃、斐伊川の砂州にシカがいるのをみた。
一瞬見間違いかと思ったが、立派なツノの雄鹿だった。
そして今回遭遇したのは野生のキツネ。
住宅街のすぐそば、河川敷の草藪からひょっこり現れた。
スラリとした身体に長い尻尾、大きな耳に細長い顔。
痩せた大型犬のようにも見えるがホンドギツネだ。
「ごんぎつね」や「手袋を買いに」など、物語に登場するキツネから想像するに、彼らは案外ヒトの近くで暮らしている。警戒心が強いので、朝夕の薄暗い時間帯で見かけることが多いが、はっきりと姿が確認できる明るい時間帯に会えると嬉しくなる。
こちらの気配に気付いて逃げるというよりは、獲物をさがしてウロウロ、狩りの途中といった様子だった。ほどよく刈り込まれた草原は獲物をみつけるのに最適な狩場。今朝のご飯はなんだろな。
出雲弁⑨
出雲で暮らはじめて、そろそろ1年を迎えようとしている。
奥が深いぞ出雲弁、はじめましてな言葉を聞くと楽しくて仕方がない 笑
午後からの窓際での仕事。
お昼ごはんを食べたあとは、舟をこぐようにコックリコックリ。
マジックで瞼に目を描いておかないと。
そんなとき職場の先輩が発した言葉。
解説をききながらメモメモ。
「中飯(ちゅうはん)のあとは、ねんたがさばって、あばかんわー」
(お昼ごはんのあとは眠たくて、いけません)
ねんた・・・
可笑しくて目が覚めた 笑
空の旅
有休を絡めて週末は東京へ。
いつ利用しても駐車スペースを探しウロウロする出雲空港。
利用客の多さに驚かされる。
余裕をもって到着するよう心がけているものの、じっくりお土産を選ぶ時間はなくなってしまった。空港の土産物コーナーがとても充実しているので、前もって購入する必要がなくとても便利。
そしていつものルーティン、「しまねっこ」の看板と記念撮影。
そういえば、出雲と全国を結ぶ FDA の機体に「しまねっこ」がデザインされた黄色い機体がいよいよお目見え。前日までどこをフライトするのかわからないと聞くが、見かけたらぜひ写真を撮りたい。この日も残念ながら叶わず。
離陸後の眺めが個人的にとても好き。稲刈りが終盤を迎え、少し緑が伸びてきた出雲平野、斐伊川、宍道湖。機体を傾けたときに飛び込んでくる下界の景色にいつもドキドキする。
旅の目的地が渋谷で、同じく渋谷で出雲の物産展をしていて立ち寄りたかったが時間がとれず。「出雲から渋谷にきた!」をネタに美味しいもの食べたかったな。
帰路は夕刻。すっかり日が落ちてマジックアワーが終わってしまった。もう一便早いのを選べばよかったかなと後悔したものの、空港上空で待機指示があり、出雲市上空を旋回することに。日本海の水平線にわずかに残る赤と、街明かりが美しく、最高の時間を楽しむことができた。
部屋さがし
部屋さがしは苦労と心配がつきもの。
現在の住まいは、賃料以外は希望条件と合致しているのだが、出雲市からの助成金等が終了したときのことを考え、部屋さがしを開始している。移住前、土地勘がないこと、不動産屋も数多くあり、家さがしって大変だなと思ったことを備忘録代わりに。
・ネットで物件探し
賃料、駐車場、周辺環境など
360°カメラなどで内見前の確認ができるところもあり
冬タイヤを格納しておける倉庫があると非常に便利だ
・内見
雨の日がよいと聞くが、本当にオススメ
近隣にトタン屋根や、ビニールハウスがあると音がすごい
電気をつけていない状態での実際の部屋の明るさも要確認
湿気の状態や、駐車場の排水状態、カビや排水口の匂いなどもチェック
・契約
退職予定者は審査が通りにくい
転職先が決まっていない場合、支払い能力がないとみなされる可能性あり。
退職と転居を同時に考えている場合、会社に退職の意思表示をする前に契約するのも方法。
正直に伝えて審査は無事に通ったのだけど、このときはさすがにヒヤッとした。
などなど、今回の家さがしは前回の経験を活かしつつ、安くてステキな住まいをさがすぞ!
しあわせのサイン
最近、夕方集中的に降るゲリラ豪雨が多い。
ワイパーが追いつかないほどの大雨でも、西の空は明るい。
西の空、地平線に近い位置。
雲の切れ間から太陽がちらり姿をあらわすと
反対側の東の空には、しあわせのサインが徐々に姿を現す。
虹!
見晴らしの良い、斐伊川の路肩に車を停め
ずぶ濡れになりながらスマホを空にかざす。
虹色のちいさなカケラがゆっくりと繋がっていき、
巨大なアーチに。
朝夕、太陽が低い位置にあるときの虹がいちばん大きい。
副虹というダブルアーチになっていたり、
7色プラス内側に色が増える過剰虹という現象がおこっていたりするので面白い。
帰宅途中や、通りすがりの方が車を傍らに寄せ笑顔で空を仰ぐ。見知らぬ誰かと同じ空を見上げ、共有する。なんともステキな時間だった。
幻の食材
昨年GETできなかった幻の食材を求めて道の駅 湯の川へ。
定期的に訪れては空振りに終わっていたので、7月中旬に訪れた際、店員さんに聞いてみると、盆頃には販売されるという情報を得た。そろそろあるかなと覗いてみると、あった!!!!
幻の食材の正体は「出西(しゅっさい)生姜」。
何年前だったか、ここの道の駅に立ち寄った際に店頭に並ぶ、葉付きで小ぶりな色白生姜の姿に一目惚れ。醤油に漬け込んでそのまま食べるというレシピを試してみたら、もう忘れられない味。あの驚き、未だに鮮明。
出雲市斐川町で栽培されているこの出西生姜。
市場にあまり出回らないことから、幻の生姜といわれている。スーパーの野菜コーナーに並ぶ、通常の生姜の値段と比べると恐ろしい金額だが、食べたらわかるその違い。あまりの嬉しさに節約してるにも関わらず沢山買ってしまった。生姜だけを買いにきたのだが、野菜も品揃え豊富で新鮮で安い。カゴがどんどん重たくなる危険な道の駅 湯の川 笑
プリン



























