プリンIターン女子 会員No.129

仕事でミスをした私に、お昼ごはんおごってもらおうかなーと笑う上司。しかしその言葉とは裏腹に、出先から戻った手には、何やらいい匂いのする袋が。ランチ代つけとくけんねーとニヤリ。

お昼ごはんはテイクアウトのオムライス。
「トエニ」はカレーとスパゲッティが評判のお店とのことだが、上司の一推しはオムライス。チキンライスがチキンではなく、エビとイカ(ホタテもかな?)が入ったシーフードピラフ。優しい味わいのトマトソースと海鮮の旨味が特徴的。場所を教えていただいたので今度お店に食べに行ってみよう。景色のよい窓側の席がおすすめのようだ。仕方ないけん今日はごちそうしてあげるがん、と笑顔の上司であった。

こないだの雪が嘘みたいな、冬晴の日差をあびながら皆んなでランチ。ほんとに温かい会社だなー。しかし午後からは、ねんたがさばってあばかん(眠たくて仕方がない) 笑

 


トエニ

〒693-0008 島根県出雲市駅南町3丁目3−1

2025.01.15

最強寒波

”今季最強寒波に警戒”

北日本から西日本の日本海側を中心に、11日にかけて大雪と報道されていたこともあり覚悟をしていたが、積雪は市の中心部で1㎝程度。昨年の苦い経験から、1時間早く家を出発したが、路面もまったく凍結しておらず、会社近くでコーヒーを飲みながらテレビを観て1時間まったり過ごす結果となった。

昨年も感じたことだが、凍結はするものの、出雲は積雪量は少ないように感じる。弁天島も砂浜もすべてが雪に覆われた、真っ白な稲佐の浜の光景が見てみたいなと思うが、警報級の大雪でないとなかなか見られないそう。 

2025.01.10

申年

新年あけましておめでとうございます。

干支の生き物に出会うと幸先が良いというが、ヘビではなくサルに出会った。出雲は野生動物と遭遇する確率が高いなと感じてはいたが、お猿さんは想定外だったので正直驚いた。

交差点で信号待ちをしていると青になっても前の車が動かない。車のわずかな動きに合わせて、大人の猿が通せんぼうしている。左右へよければ左右へ、バックすれば間をつめて運転手の動きを妨害。県外ナンバーの運転手さん、窓をあけると詰め寄っていくお猿さん。なんとかやり過ごして通過した。物言いたげな様子だったけど、運転手さんに一目惚れだったのかしら。

2024.12.23

出雲弁⑫

「あらけー、えらくらしい
 畑に、えのすすがでて、えけんわね
 まさげなの全部やられたわね」

これが一発で聞き取れるようになった上、理解もできるようになった。
英語を習得する近道はネイティブとの会話というが、方言も然り。日常会話の中で自然に覚える出雲弁。なんと言ってるかわかるかな?

 

解答

「あーもう、イライラする
 畑に、いのししが出て、いけません
 立派なものを全部たべられてしまった」

2024.12.20

稲生神社

出雲市で神社と言えば、まず出雲大社が思い浮かぶだろう。
しかし、ちょっと変わった神社がある。「粟津稲生神社」だ。
鉄道ファンの間では超有名なスポットだが、普通に訪れても驚くポイントがいくつもある。

まず注目すべきは、この神社の名前。
「稲生」と書かれている。普通、稲荷神社は「稲荷」だが、ここは「稲生」。全国でも20数社しかない珍しい表記だと聞けば、ちょっとマニアな気分になるだろう。

そして、最大の特徴は、参道を鉄道が横断する光景。
朱色の鳥居と線路が交差する光景は他ではなかなか見られない。鉄道好きにはたまらないスポットだし、鉄道ファンじゃなくても「これ、すごいな」と感じるだろう。

さらに「第4種踏切」が存在する。警報機や遮断機がない、昔ながらの踏切だ。列車の接近を目視で確認して渡るという、現代では珍しいスタイルだが、懐かしさを感じる人も多いはず。

参道は地域の生活道でもあり、地元の人たちが自転車で通る風景が見られる。観光地でありながら、地元の日常と密接に関わっている点が面白い。

最後に、踏切を越えると、狛犬ではなく大きな稲生狐が待っている。しかも、本殿の賽銭箱の横には200体以上の狐の陶器が並んでいて、その圧倒的な数に驚かされる。まるで「狐の大集会」のような光景だ。

鉄道と神社、歴史と日常が交差するこの場所は、鉄道ファンでなくても楽しめるスポット。ぜひ訪れてみては。


粟津稲生神社
〒693-0065 出雲市平野町921

2024.12.14

雪やこんこ

昨夜から早朝まで霰混じりの激しい雷雨。
天気予報どおりの雪となった。
朝になり解けているかと思いきや、外にはまだ雪が。
先週スタッドレスタイヤに交換したので一安心。
高速道路のライブカメラを見ると山間部ではあちこち画像が雪雪雪。
都市部から地方へ移動する際は、冬タイヤを装着していないと高速からおろされてしまうので注意が必要。

里の山はまだまだ紅葉が残っているので、もう少し雪が降れば秋冬の美しい境界線がみられそうだ。
今日が仕事で残念だな。

 

国道9号線を通過する際、いつも気になっていた場所へ。

白亜の洋館風な建物に「LoveLove」と朱書きされた文字が一際目立つ純喫茶。その名も「軽食喫茶ラブラブ」
扉をあけると、昭和の時代にタイムスリップしたのかと思うほどクラシカルな空間が迎えてくれる。

創業当初からあるという「イタリアンスパゲッティ」を注文。準備されたフォークが紙ナプキンでクルクルっと巻かれていて幼少期の記憶の引出しが開く。熱々の鉄板にのったスパイシーなトマトソースのパスタ、真ん中に卵の黄身がポトンとのせてあり絡めてたべるととても懐かしい味。

お店の雰囲気、料理、接客、全てが最高なお店。今年77になる父、連れて行ったら絶対喜ぶだろうな。

 

2024.11.27

出雲弁⑪

今日は昼休みに、先輩の話で腹筋が鍛えられるほど笑った。
あまりに面白かったので、書いてるそばから思い出し笑い 笑

その話のタイトルは「寒いネコ」。

ある日、庭にネコがいるのを発見した孫が、おじいちゃんに報告する場面からスタート。

孫:「おじいちゃん、そこ見て!ネコがおるよ!」
爺:「さ(それ)、さむいネコだわね」

孫:「寒いの?今日そんなに寒くないけど」
爺:「寒いだなしに、さむいネコだわね」
孫:「?」

実は、「寒いネコ」の正体は、「シャム猫」!
出雲弁で「シャム猫」と発音してもらうと「さむいネコ」って本当に聞こえるの。
いやほんとに面白すぎて腹筋がやばかった 笑

2024.11.22

身土不二

郵便局で地元産の野菜や加工品が販売されているのをよく見かける。
地域活性や地元産品の販路拡大を目的とした取組みの一環なのだとか。便利で親しみやすい郵便局での販売は、とてもいいアイデアだと思う。

新発売の記念切手を物色するのとは別の、待ち時間中の楽しみができた。商品には地元産の野菜、ジャムやお菓子、梅干しや乾物といった加工品などさまざま。
ここに生産者さんの人柄が伝わる手作りPOPがほしいかもと、昔の職業病がうずうず。

陳列コーナーをグルっとひと回りして、商品をひとつ購入。
田舎では近所からいただくことが多い「ギンナン」。銀杏の木の下であの独特な匂いに鼻をつまみながら拾い集めた実を、何度も洗って干してこの状態にするまでの下手間を考えると数百円という値段は破格だ。

この「ギンナン」便利で簡単な調理法がある。
教えてもらってからというもの、茶碗蒸しのフタによけていた私が好んで食べるようになったくらい。「自分の年より多く食べると中毒が出るけん食べ過ぎたらいけんよ」と祖父が言っていたが実際どうなんだろう。

そのとき祖父から習った言葉「身土不二(しんどふじ)」
「身体(身)と住んでいる場所(土)は切り離せない(不二)」
その土地でとれたものを、旬のときにいただくことは身体によいという意味らしい。寒暖差の激しいこの頃、体調を崩される方が身近で増えてきた。毎日の食事になにか一品、出雲産のものをいただくことを習慣づけようかな。

 


 

レンチンギンナン

①殻のままのギンナンを封筒に入れる(20個くらい)
②封筒の端を2回折り封をする
③電子レンジ500Wで30秒
④ピスタチオのように殻と薄皮を剥いて塩少々
⑤完成。いただきます!

 

2024.11.20

KIRARA

週末の朝。
紅葉狩りへ向かう途中、小腹が空いたので道の駅に寄り道。
いや、あえての立寄りといったほうが正しいのかも。

鳥取-島根を繋ぐ、山陰自動車道には途中断絶区間があるため、
東へ向かうなら出雲インターか、斐川インター、
西へ向かうなら出雲多伎インターから乗る。
目的地が明確でないドライブなら、国道9号日本海沿いをひたすら走るのもおすすめ。

西へ向かう旅のおともにもってこいなのが、道の駅 キララ多伎の「キララベーカリー」のパン。
個人的なおすすめは、多伎の特産品イチジクをつかったパンと、パリッとふんわりが同居する塩バターパン。
そしてお店1番人気商品のパニーニ。

このサイズ、ボリュームでこの値段は少し高くないかと感じるが、食べて納得するお値段。
営業開始が7時半というのも嬉しい。
オーシャンビューの店内でイートインもできるが、海側に停めた車の中で、お気に入りの音楽と波の音を聴きながらパニーニ片手に、ホットカフェラテ。海と空の境界線、長い雲をつくりながら飛んでいく飛行機を眺めてたら、あっという間に1時間過ぎていた。

紅葉もいいけど、海辺でのんびり過ごすこんな時間もまた格別だ。


Iターン女子 会員No.129

プリン

鳥取からきました。移住者目線で日々の暮らしを綴っていきます。立派な地元民になるべく発見探検するぞ。