先輩Iターン女子の声
プリンIターン女子 会員No.129
出雲弁⑥
移住して半年も経つと、出雲弁のヒアリング力も上がってきた。
・しし → すし → 寿司
・えも → いも → 芋
・めず → みず → 水
ややオーバー気味に、あまり口を動かさず、にごした感じで、イントネーションに抑揚をつけて喋るといい感じに発音できる。
「わけもん(若者)はそげな風にしゃべらんですけん、おじい、おばあ世代ですけん」と、わけもんに教えてもらった。
あとは単語を制すのみ。これがまた難しい。
先住地の鳥取西部と共通の言葉が多いなと思う反面、
まったく違う言葉もあり、面白くて手帳に書きとめている。
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「きゃほんに、まーやちゃ、らしがねがな」
(もうほんとに、あなたたち、散らかして)
【らしがない】
意味:散らかっている。だらしがない。汚らしい。
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先住地の方言で同様に変換すると
「けほんに、まーやちゃ、さんだがねがな」
【さんだがない】
意味:散らかっている。だらしがない。汚らしい。「さんだくちゃ」ともいう。
あ、どっちも方言が濃くて伝わらないか 笑
麦秋至
つい先日まで青々としていた緑の畑が、いつのまにか黄金色に。
収穫期をむかえた麦畑。
ざわわ、ざわわと風にゆれる穂を眺めていると、
夏を通りこして、秋がやってきたのかと勘違いしてしまいそう。
出雲市斐川町(ひかわ)は島根県最大の大麦の産地なのだとか。
これが麦茶やビールの原料になるわけか。
稲刈りならぬ、麦刈りを初めてみた。
麦用の特殊な農機具を使うのかと思っていたが
稲同様にコンバインで収穫されていた。知らなかった。
”その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし。
おおおおお、古き言い伝えは真であったーーーーー”
風の谷のナウシカの名シーン
大ババ様のモノマネがしたくなる光景。
誰か、あそこに青い服着て立っててほしい 笑
ヤンキー軍団
会社からの帰り道。
バイパスから見下ろすいつもの田園風景。
水が張られた田んぼの一角に、白いトリの群れがみえた。カエルを狙ってサギが集まってるのかな。あれ、それにしてはなんだか小さい気がする。
農道の端に車をとめ、望遠レンズでのぞいてみると、白いトリの正体はウミネコだ。何十羽というウミネコたちが、水の中に何度も顔をつっこんでは獲物をつかまえている。
ウミネコの繁殖地が出雲にあることは知っていたが、島根半島の最西端にある経島(ふみしま)までここから15kmはある。この5、6月はまさに繁殖期で、ヒナにエサを与えるためにこんなところまで飛んできたのかと正直驚いた。海でつかまえた魚を与えるものだと思っていたが、孵化して間もないヒナには水生昆虫やカエルなども与えるようだ。ウミネコの繁殖地周辺では、見慣れた光景なのかもしれないが、海鳥が田んぼを優雅に歩き回る姿には本当に驚いた。
ウミネコとカモメの見分け方をご存知だろうか。
ニャーニャーという鳴き声以外に、顔で見分けがつく。かわいらしい顔つきのカモメとは反対に、ウミネコはヤンキー顔で目つきが悪い。ヤンキー軍団が生息している経島の鳥居の真ん中に夕日が沈むのはいつだっただろう。日の入りがすっかり遅くなったので、仕事帰りに乱舞する姿をみにいこうかな。
緑の壁
斐川周辺をドライブしていたとき、気になる光景が。
屋敷を取り囲む巨大な緑の壁だ。
田舎あるあるで、家と家の距離がかなりあるのでさらに目立つのかもしれないが、広大な田園風景の中に点在するこの壁は一際目を引く。
田植えの準備をしていた近所の方に声をかけてみたところ、
築地松(ついじまつ)という防風林だと教えていただいた。家一軒が丸っと隠れる大きさの松林、職人さんがハシゴをかけて手入れをされるそう。端っこの反り具合、全体のスキこみ具合、まさに芸術作品。
これを維持管理するのは大変なことだと思うが、いつまでも残していただきたい光景だ。
いずもで広島
県外の友人が訪ねてくると、出雲ならではの美味しいご飯やさんに連れて行きたい。
何が食べたいかの返答が「なんでもいいよ」だと悩む。
若い頃、母の質問に対して同じ言葉を返していたことを反省する瞬間でもある。
困ったときは、会社の先輩。
数ある候補の中から、今回は鉄板焼のお店に決定。
外観はお好み焼きやさんとは思えないオシャレな佇まい。
中に入るとボックスとカウンター席があり、ボックス席に案内された。テーブルの鉄板に出来上がった料理が提供されるスタイル。
先住地、鳥取の前は大阪に住んでいたので、お好み焼きにはうるさいほうだが、ここのHERA焼きはかなりヤバい。チーズが入っていて濃厚なので、全部食べれるかなという心配をよそに、奪い合いになるほどの美味しさ。秘密は大葉。この組合せは最強、おすすめというか絶対食べたほうがいい 笑
広島鉄板焼 HERA(ヘラ)
〒6930065 島根県出雲市平野町20-1
定休日:水曜日
https://hitosara.com/0006094739/(ヒトサラ)
出雲弁⑤
英単語や英文で、書いてあるのに発音しない文字がある。
例えば ” know ” や ” knife ” の ” k ” は発音しない。
このようなサイレントレターとよばれるものが、出雲弁にも存在するらしい。
スーパー店員さんと、買い物にきたおじいさんのお話、あまりにも面白かったのでご紹介。
客) ポンズはどこにあーかね
店員)こちらです
客) か(これ)ポン酢だがね。ワスがゆっちょーのは、ポンズ
店員)ポンズ……ス ポンズ……スポンジ!!!
いやー出雲弁、実に奥が深い。
か、スタッフ研修で出雲弁講座の受講がいーやなね 笑
かかりつけ
3月から5月にかけて大陸から飛来するアレが苦手な私。
花粉ではなく、そう、黄砂。
常に対策はしているが、想定を超えたらしいこの日、海辺で外仕事だったのだが、仕事が終わる頃には声はガラガラ、鼻水はダラダラ。自宅に帰りシャワーで流し安心したのも束の間、喉の激痛と寒気で眠れぬ夜を過ごすことになる。
職場の先輩情報、ネットの評価や口コミ、ドクターズ・ファイルを参考に探した結果、白モッコウバラで囲われた、まるでカフェのような佇まいの病院にたどりついた。
スタッフはとてもアットホームなやさしい雰囲気、院長はとにかく患者の話をよく聞いてくださる。予約制ではないので待ち時間は長い。体調はもちろん最悪だったが、縁側日向ぼっこ気分でバラを眺めながらの時間はさほど苦にはならなかった。
移住して困ったことはないかと聞かれたら、一番に「かかりつけ医さがし」、二番目に「美容室さがし」だったが、これでひとつ解決!
はら呼吸器内科クリニック
〒693-0068
島根県出雲市姫原3丁目5-7
ドクターズ・ファイル(原 克之 院長の独自取材記事)
筋肉を買いに
ムッキムキの筋肉、お好きですか?
私の好きな筋肉はカッチカチではなく、フッワフワ。
移住前から気になっていたパン屋さん。
ベーカリーたろきち。
2年ぶりに訪れると、かわらず目印の看板
柴ワンコ「たろ」がとびきりの笑顔で出迎えてくれた。
店主さんの家族「たろ」は、とても人懐こくて
大病することなくヒトの齢で100歳まで長生きしたそう。
店名の由来は「たろ」と同じように
沢山のかたに愛され長生きできるようにとの思いが込められているのだとか。
そしてかわらず私のお目当ては「筋肉たろきちパン」
三度目の正直を期待したものの、また振られてしまった。
現在オンラインショップもあるのでそちらで購入可能なのだが、
せっかく出雲に住んでいるのだから、ぜひ店舗で購入したいというひねくれもの。
今度は朝一番でいってみよう。
買えたとしても、眺めるばかりで食べれなさそうだけど 笑
〒693-0033
出雲市知井宮町1197-1
営業時間:9:00-17:00
定 休 日:水・木
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虹色カーペット
先日、勤務先の方に教えていただき、今在家のチューリップ畑を訪ねた。
途中、菜の花畑に目を奪われつつも、ナビに従い車を走らせると、さらにそれを超える絶景がとびこんできた。例えるなら虹色カーペット。これだけの品種、一斉に咲かせることができるものなのだな。
100a(アール)の圃場に50種、30万本のチューリップが植えられているとのこと。
100a=100m×100m=10,000㎡
あれ、計算あってるかな。
野球のグラウンド1個分のチューリップ畑、圧巻だ。
チューリップの生産量が富山、新潟に続き、島根は3位、鳥取は4位だと安来のチューリップ農家さんに教わったことがある。
球根を大きくするために、これから花摘み作業、そして初夏の日差しが照りつける5月から6月にかけて球根掘りが待っている。コメ作りも同時進行で進めていかなければならないとその方はおっしゃっていたが、こちらはどうなんだろうか。無料でこれだけ楽しませていただいているのだから、もし作業の手伝いを募集されるならば、皆、喜んで参加するだろう。
山の端に太陽がさしかかると、風がでてきて鯉のぼりが勢いよく泳ぎはじめた。青空の下はもちろん、夕暮れ時の逆光でながめるチューリップ畑もステキだな。
〒699-0644
出雲市斐川町今在家
出雲は東日本
先日、職場の先輩から桜餅をいただいた。出雲の老舗和菓子店、坂根屋さん。私がいただいたのは、こし餡だったが、粒餡もあるそう。クレープ生地がモッチモチ。
桜餅といえば、粒々の餅米にくるまれた道明寺が幼い頃から定番だったので、スーパーでこの形をはじめて見たときは驚いた。関東風がクレープタイプの長命寺、関西風が粒々お餅の道明寺。出雲は桜餅は東日本なのね。皆さんはどちら派だろう。
子どものころは苦手だった塩漬の桜の葉。はがして食べていたけど、大人になった今は一緒にいただくと風味があって美味しい。
プリン



























